水面直下という限られたレンジを攻略するためのルアーは数多くありますが、その中でもハイドアップのHU-30BT(ボンバーチューン)は、飛距離・浮力・アクションのすべてにおいて高次元でバランスの取れた、唯一無二のシャロークランクベイトです。もともとはHUスタッフの“ボンバー”こと永野氏がHU-70を手曲げチューンしたことから生まれたモデルで、その名の通り独自のアイデアと実釣性能を融合させたルアーとなっています。
HU-30BTの特徴
HU-30BTの最大の特徴は、驚異的な飛距離と安定した浮力によって生み出される“ライザーアクション”です。重さ約8.6gという小柄なボディながら、強風や大荒れの天候でもしっかりと狙ったスポットまで届くように設計されており、キャスト時の安定性と直進性は抜群です。水面直下30cmをキープできるこのルアーは、表層に浮いている魚や、浅場に差している個体に対して非常に効果的なアプローチが可能となっています。
計算されたフローティングパワーは、ただ浮くだけでなく、不規則な揺れやイレギュラーな動きを伴って魚の捕食本能を刺激します。これが「止めて浮かせる」際の誘いとなり、思わずバイトを誘発する場面も多いのです。また、ストラクチャー回避能力にも優れており、根掛かりを気にせずストラクチャー周辺をタイトに攻めることができます。シャローエリアやウィードエッジ、カバー周りなど、攻めたい場所に対して積極的なアプローチが可能です。
HU-30BTの使い方
HU-30BTは、水面直下30cmをレンジに、ただ巻きでアピールしつつ、ポーズを入れることでイレギュラーな浮上アクションを加えるというシンプルな使い方が効果的です。特に、水面に浮いたベイトを意識しているバスに対しては、巻いて止めるだけでナチュラルかつ効果的な誘いとなります。浮上時に発生する微細な揺れと、ボディが生む水押しが、スレた魚にも口を使わせるきっかけとなるでしょう。
また、優れたキャスタビリティを活かして、風の強い日や広範囲を探りたいときにも有効です。遠くのストラクチャーをピンポイントで攻めたり、シャローフラットをテンポよく探っていく展開にも向いています。ストラクチャーの上を通過させたあとに一瞬止めるなど、タイミングを見計らったアクションも効果的です。
HU-30BTは、その開発背景からも分かる通り、現場で培われた経験と実践的な性能が融合した、シャロー攻略における頼もしい味方です。巻いて良し、止めて良し、飛ばして良しの三拍子揃ったこのクランクは、シャローでのバイトチャンスを確実に広げてくれることでしょう。
HU30BTのインプレ
ハイドアップのHU30BTのインプレを紹介します。
ホームの野池と30BTがマッチしすぎな件#HU30BT#ハイドアップ pic.twitter.com/b7xeeQeBC4
— しゃんしゃけ。 (@ShAnsYakE) August 22, 2023
HU-30BTでドーン!#裏磐梯 #桧原湖 #スモールマウスバス #桧原湖ガイド #ボンバー #hideup #hu30bt #ボンバーチューン pic.twitter.com/DYfeQrUvQN
— ボンバー(桧原湖ガイド/BOMBER FACTORY CUSTOM RODS) (@bomberfactory) June 8, 2019