春のシャロー、水温の安定する梅雨時、さらには秋のベイトパターンが色濃く出る季節――そんな時期に最も威力を発揮するのが、ミノーの出番です。ノリーズの「レイダウンミノー」は、ただのシャッドミノーや細身のトラッドミノーとは一線を画す、強烈なアピール力と操作性を兼ね備えた一本。ストラクチャー周辺やウィードのエッジ、さらにはベイトフィッシュが群れるエリアで、ビッグバスを引き出すために設計された実戦型のサスペンドミノーです。
レイダウンミノーの特徴
レイダウンミノーの魅力は、何と言ってもその高浮力ボディと非重心移動の内部構造が生み出す集魚力の高さにあります。細身のミノーでは出せない太めのシルエットから発生する波動、そして大きめの空気室による高浮力が、存在感とナチュラルさを絶妙なバランスで融合。ストレートリトリーブではローリングを伴ったタイトなウォブリングでナチュラルにアピールし、ジャークやトゥイッチでは水を切るようなキレのあるダートでリアクションバイトを誘います。
ラインナップは「レギュラー(88mm/9.8g)」と「ジャストワカサギ(73mm/6.0g)」の2サイズ。ベイトフィッシュのサイズやフィールドのスレ具合に応じて使い分けができ、トーナメントシーンでも柔軟に対応可能です。いずれもサスペンド設定で、浮かせすぎず沈ませすぎず、任意のレンジをじっくりと攻めることができる点も大きな武器となります。
さらに、レンジはレギュラーで0.4m(12lb)、ジャストワカサギで0.3m(8lb)と非常にシャロー寄り。バスが上を意識しているタイミングや、ウィードトップ、サブサーフェスを狙いたい場面では特に効果を発揮します。
レイダウンミノーの使い方
レイダウンミノーは、多彩なアクションに応じた使い分けができる懐の深さが魅力です。基本はストレートリトリーブ。ローリングを主体とした自然なウォブリングアクションで、水面直下を意識しているバスにナチュラルな波動を届けることができます。
ここから一歩踏み込んだ使い方としては、トゥイッチやジャークを織り交ぜることで、強烈なダートアクションが生まれます。この際のポイントは、“間”を意識したポーズ。アクションの合間に一瞬止めることで、喰い上げを狙っているバスに明確なバイトチャンスを与えられます。とくに春先や秋口など、水温が安定している時期にはこの“間”が釣果を大きく左右することもあります。
ベイトフィッシュのサイズに合わせて「レギュラー」と「ジャストワカサギ」を選び分けることで、ナチュラルさとアピール力のバランスを調整可能。クリアウォーターのサイトゲームから、マッディウォーターでの巻きの釣りまで幅広く活躍するバーサタイルなミノーです。
「レイダウンミノー」は、トップウォーターに反応しきれない、ミドルレンジにサスペンドしているビッグバスを引き出すための切り札となるルアーです。その確かな存在感と実釣性能を、ぜひフィールドで体感してみてください。
レイダウンミノーのインプレ
ノリーズのレイダウンミノーのインプレを紹介します。
昨日は津久井湖😊
ボルケーノⅡ
ウェイクプロッププラス
レイダウンミノーHF
スピンテール5などの浮き浮きハードベイト達で最高にエンジョイ🔥
水面楽しい🤤 pic.twitter.com/GJTaWUoQ12— 山口敦史 (@hci0_pw0) June 29, 2024
レイダウンミノーHF ×芦ノ湖 pic.twitter.com/IYnYT3sZOK
— 福永 悠野 Yuya Fukunaga (@YuyaFukunaga08) June 25, 2024