バスフィッシングにおいて、水面直下の演出は常にアングラーにとって魅力的でありながらも繊細な技術と工夫を要求される分野です。そんなトップウォーターゲームにおいて、唯一無二の存在感を放つのがベントミノー106Fです。このルアーは単なるトップウォーターミノーではなく、意図的に湾曲させたボディ形状によって、これまでのルアーでは再現できなかった独特のナチュラルアクションを実現し、水面を舞台に新たな戦略を展開させる革新的なモデルです。
ベントミノー106Fの特徴
ベントミノー106Fは、その名の通り、絶妙な角度で湾曲したボディを採用しており、これが水面での予測不能な3Dアクションを生み出す核となっています。通常のルアーがリップで水を受けてアクションするのに対し、ベントミノーは湾曲したボディ自体が水を掴み、トゥイッチ時に左右どちらにダートするか分からない不規則な動きを演出します。このイレギュラーなダートアクションが、まるで本物の小魚のような不自然さと自然さを両立させ、バスの捕食本能を強烈に刺激します。
また、フローティング仕様でありながらも、ただ水面に浮かせておくだけでも効果を発揮するという特徴も見逃せません。ベントしたボディと横向きの浮き姿勢によって、風や水の動きに合わせて自然に揺れ動くさまは、瀕死のベイトフィッシュそのもの。この状態で放置する「デッドスティッキング」だけでも驚くほどの反応が得られるのは、ベントミノーならではの力です。
さらに、スピーディな連続トゥイッチでは、追われて逃げ惑うベイトを忠実に再現。左右だけでなく上下にも飛び跳ねるようなパニックアクションは、バスの視界とスイッチを同時に刺激し、ボイル直撃時の成功率を劇的に引き上げます。このような特性から、ベントミノーは単なるトップウォーターベイトではなく、状況を選ばずに使えるサーフェスアピールの切り札と言える存在です。
ベントミノー106Fの使い方
ベントミノー106Fの基本的な使い方は、2~3回の軽いトゥイッチを入れてポーズを取る、というシンプルなアクションが中心となります。この「トゥイッチ&ポーズ」によって、弱った小魚が残りの力を振り絞って逃げては休む様を演出し、食い気のないバスに対しても反射的なバイトを誘発します。ポイントはロッドワークを極力ソフトにすること。軽い力でもしっかりダートするベントミノーだからこそ、繊細な操作が可能となり、ナチュラルな誘いが成立します。
よりアグレッシブに攻めたい場合は、連続ショートトゥイッチによる高速逃走アクションが効果的です。これにより、左右だけでなく上下方向にも不規則な跳ねを見せるため、ボイル発生時などバスがベイトを追い詰めている状況では特に高い成果を上げます。また、風でラインを流しながらデッドスティッキングするなど、ライン操作のみでアクションを加える応用も可能です。
タックルは、スピニング・ベイトのどちらでも対応可能で、約10gの自重に対応する6〜6.6フィートのレギュラーテーパーML〜Mアクションが推奨されています。操作性を重視するなら、ベイトでの連続トゥイッチ、繊細な誘いをしたいならスピニングと、状況に応じて使い分けることで、ベントミノーの潜在能力を最大限に引き出すことができます。
ベントミノー106Fは、これまでの常識を覆す唯一無二の水面系ルアーです。デッドベイトの演出から逃げ惑う小魚の再現まで、アングラーの意図を越えて魚に語りかけるようなアクションを持つこのルアーは、水面攻略における新たな次元を切り拓いてくれます。
ベントミノー106Fのインプレ
OSPのベントミノー106Fのインプレを紹介します。
ジャジル66mlとベントミノー106Fでバスが釣れました🎣☺️#pr #tulala #tulalajp #jazil66ml #ツララ #ジャジル66ml #ブラックバス #バスフィッシング pic.twitter.com/kQOAHZUcHH
— ファビオ 立川 (@fabiotatsukawa) October 28, 2023
【朝練 大江川本流】
水が動いたタイミングで
30分 3B3F (*^^*)
全て ベントミノー106F#大江川 #入鹿池 #バス釣り #bassfishing pic.twitter.com/rUpRMGKeCp— まっちとKaori (@masatoshi_1028_) May 1, 2018