メガバスの誇るジャークベイトシリーズ「VISION ONETEN」において、圧倒的な存在感を放つのが、VISION ONETEN MAX LBOです。オリジナルのワンテンが築き上げた伝説的なアクションと操作性はそのままに、大型化によってさらに強いインパクトとアピール力を兼ね備えたモデルとして登場しました。モンスターバスとの一投勝負、あるいは風の強い過酷な条件下で真価を発揮する、シリーズ最高峰の一本です。
VISION ONETEN MAX LBOの特徴
VISION ONETEN MAX LBOは、135mmというマグナムサイズでありながら、非常に軽快な操作感を実現しています。その鍵となるのが、メガバス独自のLBO II(Linear Bearing Oscillator)システムです。この重心瞬間移動システムにより、キャスト時にはウェイトが一気に後方へ移動して圧倒的な飛距離を生み出し、着水後すぐに前方へ戻ってアクションを即座に開始。これにより、大型ミノーにありがちな初動の遅れやモタつきを完全に排除しています。
加えて、LBO IIの採用によって、向かい風や荒天時でも安定したキャスタビリティを確保。ボールベアリングを用いたレーン内移動による慣性インパクトは、他のルアーでは再現不可能なスムーズな重心移動を実現し、20%もの飛距離向上を達成しています。加えて、驚異の耐久性を誇り、1億回以上のキャストにも耐えうる信頼性の高い構造となっています。
このサイズながら、ロッドワークへの追従性も抜群。オリジナルのワンテンと同様、繊細なトウィッチやジャークにも俊敏に反応し、左右にスライドするダートアクションや、フラッシングによるアピールも健在です。浮力はフローティング仕様で、巻き止め時にはゆっくりと浮上し、食わせの間を演出します。
VISION ONETEN MAX LBOの使い方
VISION ONETEN MAX LBOの活躍するシーンは、まさに「一発を狙う」状況です。モンスターバスが大型のベイトを意識しているとき、あるいは広範囲から強くアピールして寄せたいとき、このルアーの存在感が生きてきます。基本操作は、オリジナルワンテンと同様にジャーク&ストップやトウィッチが中心。ジャーク時の広範囲ダートと、止めた瞬間の浮上によって、スレた魚にもスイッチを入れる効果が期待できます。
また、ただ巻きでもローリングとウォブリングがバランスよく混ざり合ったアクションを発揮し、一定レンジをキープしながらの誘いも可能です。最大潜行深度は1.8メートルと、中層をしっかりとカバーできるため、サーチベイトとしての役割も果たします。
装備されているのは#4サイズのトレブルフックが3本。大型のバスにも確実に対応し、激しいファイトでも安心して使える設計となっています。強風時のキャストや、風裏のピンスポットへのアプローチにも対応し、様々なフィールドコンディションで頼れる存在です。
VISION ONETEN MAX LBOは、まさに「KING OF JERKBAITS」の名にふさわしい圧巻の完成度。広範囲から魚を引き寄せ、スレた個体に最後の一押しを与える力を備えた、ビッグフィッシュハンティングの切り札です。シリーズの頂点に立つ一本として、あらゆるシーンでその名に恥じない実力を発揮してくれるでしょう。
ワンテンマックスLBOのインプレ
メガバスのワンテンマックスLBOのインプレを紹介します。
アラマキシンヤ氏から強奪したワンテンマックスLBOとワンテンLBOで4キャッチ😋
サイズは…まぁいっか(笑) pic.twitter.com/WiyEcdqAIY— もりぞー (@morizo57) November 22, 2019
金曜夜のシーバス釣行。
安定のアルジェントプロトタイプ902ブチ曲がり。サイズもコンディションもエエやんかいさぁ!!
自分で言うのも何ですがX-80マグナム完全に使いこなしてる感あります(笑)試しに買ってみたワンテンマックスLBOでの一発もシビれたな~😁 pic.twitter.com/p5oIQHXqiD— もりぞー (@morizo57) November 17, 2019