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バブルトルネードのインプレと使い方

バズベイトは水面での釣りにおいて高い集魚力を持ちますが、その反面、扱いにくさやフッキングの悪さといった課題を抱えがちです。そんなバズベイトの弱点を克服し、さらに「釣り勝てる」性能を追求したのが清水盛三プロデュースのバブルトルネードです。彼のアメリカンツアーでの実戦経験と、「絶対に負けたくない」という強い意志から生まれたこのルアーは、まさに実戦仕様のバズベイトとして仕上げられています。



バブルトルネードの特徴

バブルトルネード最大の特徴は、前後に配置された2枚のプロップによるダブルプロップ構造です。フロントとリアで逆回転するプロップは、単に回転するだけではなく、スプリングファンクションを介して互いに接触することで、独特のサウンドを生み出します。「カシャカシャ」と湿った音と「カラカラ」と乾いた音が混ざり合い、まるでハーモニーのように水中へ響き渡るこのサウンドは、バスに対して強烈なアピールを行い、遠くの魚をも引き寄せる集魚力を発揮します。

このサウンドと波動は非常にノイジーでありながら、単なる騒音ではなく、バスの本能に訴えかけるようなバランスの取れた刺激となっています。特に、他のバズベイトと同時に投げ比べたときに、その違いが明確に感じられるほどの存在感を放ちます。バブルトルネードはただ目立つだけでなく、「喰わせる力」も兼ね備えた実力派です。

さらに、アッパーアームとヘッドの形状により、細かいゴミやウィードの絡みといったトラブルを軽減。実釣におけるストレスを最小限に抑える設計となっています。これにより、広範囲をテンポ良くサーチでき、チャンスを逃さずアプローチすることが可能です。

従来のバズベイトが抱えていたもう一つの課題であるフッキング性能も、バブルトルネードでは大きく改善されています。専用設計のフックは、角度やパワーアングルを見直すことで、ルアーにバイトしたバスを確実に掛ける「絶妙なセッティング」が施されています。このフックシステムにより、バイトからフッキング、そしてランディングまでの一連の動作がよりスムーズに決まりやすくなっています。

デザイン性においても、プロップの形状や配置、ショックアブソーバー機能など、すべてが実釣の中で導き出された最適解です。無駄のない構造で、操作感も極めて良好。水面での動きも安定しており、初心者から上級者まで扱いやすい仕上がりとなっています。

バブルトルネードの使い方

バブルトルネードは、広範囲を効率よく探るサーチベイトとして最適です。水面をにぎやかにアピールしながら直進してくるその動きは、特にバスの活性が高い時間帯や、フィーディングエリアを狙う際に効果的です。

使用する際は、キャスト後すぐにリトリーブを開始し、水面から飛び出さないギリギリのスピードを維持するのが基本となります。独自のダブルプロップ構造によって立ち上がりが非常に良いため、リトリーブのタイミングに神経質になる必要はありません。誰でも簡単にベストな状態でアクションを再現できるのも、このルアーの魅力のひとつです。

また、バブルトルネードはフロロカーボンやナイロンラインとの相性も良く、ラインセレクトに神経質にならずとも十分なパフォーマンスを発揮してくれます。推奨されるロッドはミディアムライトからミディアムヘビーのベイトロッドで、長さも6フィートから7フィートまで対応可能。状況に応じたタックルセッティングができる柔軟性も魅力です。

特にシャローエリアでのスピーディーなサーチや、ストラクチャー周りをテンポよくチェックしたいときに強い味方となります。リアクションバイトを誘発しやすいため、活性の低い魚にも思わず口を使わせることができる点が、バズベイトならではの強みです。

清水盛三の言葉通り、バブルトルネードは「釣り勝てるバズ」として、実戦の中で確実に結果を出すために設計されたバズベイトです。その圧倒的な集魚力と高いフッキング性能は、多くのアングラーにとって新たな水面攻略の武器となるでしょう。

バブルトルネードのインプレ

エバーグリーンのバブルトルネードのインプレを紹介します。