スピナーベイトの新たな基準を提案するモデルとして登場したのが、ハイピッチャーマックスです。高い実績を誇るハイピッチャーの基本コンセプトを引き継ぎつつ、さらに強いアピール力と飛距離性能を加えたこのルアーは、状況を選ばず対応できるスピナーベイトのハイスタンダードを目指して開発されました。コンパクトなヘッド形状と絶妙なスカート構成、そして専用設計のブレードにより、寄せる力と喰わせるアクションを高いレベルで融合しています。
ハイピッチャーマックスの特徴
ハイピッチャーマックスは、強力なフラッシングと明確なバイブレーションを発生させながらも、飛距離とすり抜け性能を両立しています。ヘッドは後方重心で設計されており、空気抵抗を抑えたコンパクトなフォルムはキャスタビリティを飛躍的に向上させ、ストラクチャー周りやカバー奥へのタイトなアプローチも可能にします。ワイヤーには高耐久の硬質ステンレスを使用し、振動を手元にしっかり伝えつつ、ウィードやアシの中でもスムーズなリトリーブが可能です。
特筆すべきはスカートの構成です。アッパースカートは上向きのみ巻かれており、ワイドにフレアしてフックを隠しながらもしっかり水を掴む設計。そして長さの異なるロングスカートが8本配置され、これがトレーラーフックの存在をぼかしながら、ベイトフィッシュの尾ビレのような自然なアクションを演出します。アピールだけに偏らない、ナチュラルで生命感あふれる演出が、このルアーの喰わせ能力を高めています。
ブレードはウエイトごとに専用設計されており、3/8ozや1/2ozではスローリトリーブでもしっかり水を掴み、力強いアクションとフラッシングを発揮。一方、5/8ozや3/4ozでは浮き上がりを抑えてディープレンジにも対応し、軽快な引き心地と高感度を両立。いずれのサイズにおいてもバランスの良い回転を実現するために、新たに開発された#3.3や#3.8といった独自のブレードサイズが採用されています。
ハイピッチャーマックスの使い方
使い方はシンプルでありながらも、ウエイトによって戦略が変わります。3/8ozモデルはシャローエリアや表層を意識したデッドスロー引きに最適で、ナチュラルな誘いが求められる場面で力を発揮します。1/2ozはオリジナルハイピッチャーの3/8oz感覚でシャローをテンポ良く攻めたいときに効果的です。5/8ozは表層からミドルレンジまで幅広く対応でき、オールラウンドに活躍。3/4ozは速巻きにも耐え、ディープレンジのバスも狙える重さで遠投性能も抜群です。
スピナーベイトとしてはもちろん、特にハイプレッシャー下でもしっかりとしたアピールを必要とする状況や、ワンランク上の存在感でバスを引き寄せたいときに、このハイピッチャーマックスは最適です。レギュラーサイズながらも、アピールと喰わせを高次元で両立したこのモデルは、あらゆるフィールドにおいて主力となる1本となるでしょう。
ハイピッチャーマックスのインプレ
OSPのハイピッチャーマックスのインプレを紹介します。
わずか数投で釣れた
ヤバい#ハイピッチャーマックス#並木敏成#ルアマガ#ルアマガプライム#プライムモニター pic.twitter.com/r3hTwI3aI7— オー(バーホー)ルドおじさん (@LargeMouth_Debu) July 6, 2020
今日も巻きます!全開放流でバスさん泳ぎマクリのイメージを持って巻きます!で、ファットペッパーではスーハーさん達が💦 なのでエビモでハイピッチャーマックス3/4!スローロール😆
したらば!ドスンとキタヨ!59.5!これで大満足のIさん、雷雲が近づいてきて、安全第一で戻りましょ〜で終了😁 pic.twitter.com/hUpCxBLw3N— おくむらさとし@ぶちょう (@buchou_osgs) July 6, 2024