スモールサイズながら圧倒的な釣果を叩き出すスモールラバージグとして注目を集める「C-4ジグ」。トーナメントシーンでも名高い福島健が自らの釣りの経験と理論を詰め込み、こだわり抜いて完成させたモデルです。フィネスラバージグの新たなスタンダードとして、ただ小さいだけではない本質的な性能の高さが光る一品となっています。
C-4ジグの特徴
C-4ジグは、米軍が用いる小型爆弾「C-4」にちなんで名付けられた、サイズに似合わぬ爆発的な釣獲力を持つスモールジグです。その名前の通り、フィールドでの実力はまさに破壊的。最大の特徴は、福島健が自作してきたジグを忠実に再現した点にあります。ヘッドの形状からスカートのマテリアル、ガードの本数、フックの線径まで、すべてが徹底したこだわりに基づき設計されており、妥協のない構成が詰め込まれています。
ヘッドには樹脂タングステンを採用し、適度なスタック感と感度のバランスが絶妙です。わざと軽く障害物に引っかけて外す「ハングオフ」をしやすくするためのヘッド形状と、的確に外すためのラインアイの角度。この組み合わせにより、リアクションバイトを引き出すタイミングを自在にコントロールできます。さらに、安定した水中姿勢により、ファーストフォールやステイ時のバイトも確実に取ることができるので、タフな状況下でもバスに口を使わせやすくなっています。
スカートには、特注のシリコンラバーを複数種類組み合わせ、ランダムな長さにカットされた仕様を採用。トレーラーとの相性や水中での自然な動きを意識して設計されており、アクションなしでも見せる力を持ちます。また、ワイヤー製トレーラーキーパーによって、ワームのズレを防止。ミスバイトや根掛かり後の手戻りを最小限に抑え、集中力を切らさずテンポ良く釣りを展開できます。
フックは専用設計のオリジナルで、細すぎず太すぎずの絶妙な線径と形状が特徴。フッキングが良く、ビッグバスとのファイトでも安心できる強度を備えています。ウィードガードの本数はウエイトに応じて1本または3本と使い分けられ、狙うカバーの濃さや状況に応じた選択が可能です。さらには、ピックアップ時のライントラブルを軽減しつつ、その回収中でさえもバイトを誘えるような高い安定感を持ち、無駄のない一投が実現します。
C-4ジグの使い方
C-4ジグは、その緻密な設計から、様々なテクニックに対応する万能性を誇ります。フォール中のナチュラルな姿勢とアクションはもちろん、ボトムでのズル引きやリフト&フォールでも非常に効果的。スタック感を活かしてハングオフさせることで、フォールでは食わないバスにバイトを誘発することも可能です。わざと障害物に引っ掛け、軽く外す動作を繰り返すことで、ピンスポットでのアピール力を最大化できます。
また、トレーラーの組み合わせ次第で動きの幅が広がるのも特徴です。スモールサイズのワームと組み合わせることで、タフコンディション下でもスレたバスに口を使わせることができます。特に、サイトフィッシングやハイプレッシャーなフィールドでの釣果に定評があり、ラージマウスにもスモールマウスにも対応可能。川や野池、リザーバーなど、場所を問わず活躍できるジグとして高い汎用性を誇ります。
トーナメントでの勝率を左右する“バラシの少なさ”も大きな魅力のひとつ。フッキングからファイトまでの一連の動作がスムーズで、確実に魚をキャッチすることができる設計は、競技者にとっても大きなアドバンテージとなるでしょう。
C-4ジグは、福島健のこだわりと実戦経験のすべてが注ぎ込まれた、まさに“勝つためのスモラバ”。フィネスラバージグに求められる要素をすべて高次元で実現しているため、初心者から上級者まで幅広く信頼して使える逸品です。どんな状況でも自信を持って投入できるこのジグを、ぜひ一度フィールドで試してみてください。
C-4ジグのインプレ
エバーグリーンのC-4ジグのインプレを紹介します。
C4ジグを優しくクシ🪮で愛でる健クン🐻
スイミング時のスカートの動きが良くて僕もよく使うジグです。#C4ジグ pic.twitter.com/r6Qky6iFl7
— 野村 俊介 Shunsuke Nomura (@nomushun_delta) June 6, 2024
久しぶりのスモラバフィッシュ✨
c−4ジグ3.3g+ドライブクロー3インチ1030gでした。ボトムズル引き。 pic.twitter.com/ekjFUw5v6v— daikichi13 (@daikichi_13) September 4, 2023