バスフィッシングにおけるクランクベイトの定番として長年愛されてきたIKクランクシリーズが、待望の復刻を遂げました。あらゆるフィールド、あらゆるシチュエーションで使いやすく、誰もが信頼して投げられる“最高水準のベーシック”を目指して作られたこのシリーズは、日本の釣り環境に最適化された設計でありながら、トーナメントシーンでも堂々と通用する性能を誇ります。
IKクランクの特徴
IKクランクシリーズは、単なるカテゴリーの一つではなく、あらゆる釣り人の技術や経験を問わずに使いこなせる設計がなされています。特に、キャスタビリティやレンジキープ性能、そして自然な波動での集魚力は、どのモデルにも共通するコンセプトです。初速から水を掴む立ち上がりの良さや、広範囲に効率よくサーチできる直進性能、リトリーブの安定感は、クランクベイトに求められる機能を高水準で備えています。
ラインナップはIK-REVOZERO、IK-50、IKE-100、IK-180、IK-250、IK-400R、IK-500R2、IK-800R2と豊富で、それぞれが異なるレンジやカバー対応力を持ち、狙いたいシチュエーションに応じた選択が可能です。
たとえば、IK-REVOZEROはトップウォーター域の波動系クランクとして開発され、岸際のピンスポットを素早く攻めたい場面に最適です。対して、IK-50はシャローカバーの攻略において、COFFIN・ROUND・SQUAREという3種のリップバリエーションで多様なカバーに対応可能。IKE-100やIK-180は、独自のワインデッドリップによるヌメっとしたアクションで、スレたバスにもナチュラルなアピールができます。
中層~深場を探るならIK-250やIK-400Rが活躍。中でもIK-400Rはタフな状況でもバスを引き出せる「漁師の道具」としての完成度を誇り、軽い巻き心地と高い直進性能で長時間の釣行にも最適です。
さらにディープ攻略を極めたいアングラーには、IK-500R2やIK-800R2がおすすめ。IK-500R2は5mレンジをコンスタントにキープし、スクールする低活性バスを狙い撃ち。リアフックにはクワトロポイントフックを採用し、掛けた後のバラしを最小限に抑える設計も魅力です。IK-800R2は、8mを超える水深を射程に収め、オプションのクイックチェンジャーシンカーを使うことでさらに潜行能力を向上させられる、本格派のスーパーディープクランクです。
IKクランクの使い方
IKクランクシリーズは、各モデルが異なるレンジやシチュエーションに対応しているため、使い分けが鍵になります。浅場をスピーディに攻めるならIK-REVOZEROやIK-50で高速巻きを活用し、リアクションバイトを狙うのが効果的です。岸際ギリギリからの立ち上がりの良さを活かし、足場の高いオカッパリでも安定したアプローチが可能です。
I字系に近いナチュラルなアピールを求める場面ではIKE-100やIK-180のヌメリアクションが活躍。障害物周りをタイトに攻めつつ、ナチュラルな波動で警戒心の強いバスにも口を使わせることができます。
中層からボトムを丁寧に探るには、IK-250やIK-400Rが最適。どちらも固定重心による安定した飛行姿勢と、ナチュラルなアクションで、スレたバスに強くアピールします。特にIK-400Rは長時間の使用でも疲れにくい軽い巻き心地で、ハイプレッシャーフィールドでの持続戦に向いています。
ディープ攻略では、IK-500R2とIK-800R2の出番です。深場のスクールバスやウィードエッジ、ストラクチャーを狙い撃つには、その潜行能力と安定した引き感が非常に頼もしい武器になります。特にIK-800R2はワカサギレイクでの深海戦において、他のルアーでは届かないバスを射程に捉えることができます。
IKクランクシリーズは、シンプルに巻くだけでもその性能を実感できる完成度を持ちながら、状況に応じてテクニカルなアプローチにも対応できる奥深さを併せ持っています。初心者からトーナメンターまで、すべてのバスアングラーにとって信頼の置けるパートナーとなるクランクベイトです。
IKクランクのインプレ
イマカツのIKクランクのインプレを紹介します。
片倉ダムでイマカツのクランク IK-180
釣れましたー🎣水温は25度🐠#片倉ダム#イマカツ pic.twitter.com/61Wp73Mv5u— s-nori (@nosarisahigesa1) July 9, 2022
水深10メートルをクランクで。
ブルブルなってたのが、
フワッと消える魔球バイト😈
IK-800R2なら届く❗️#IK800R2#イマカツ#ディープクランク pic.twitter.com/3Rm5ki5SP9— たにけん🎣 (@23marony3) August 15, 2022