バスフィッシングにおけるシャッドの役割は多様ですが、中でもISワスプはその枠を超えた新世代のミニマムシャッドとして存在感を放ちます。従来のサスペンドシャッドにありがちな難しさを払拭し、誰でも気持ちよく、そして簡単に使いこなせるよう設計されたISワスプは、固定重心ながら驚異的な飛距離と、ただ巻くだけでも釣果につながる高いアクション性能を併せ持つ一品です。
ISワスプの特徴
ISワスプは「弾丸のように飛び、蜂のように刺す」というコンセプトのもと、圧倒的なキャスタビリティとキレのあるアクションを融合させた、固定重心型サスペンドシャッドです。通常、固定重心でここまで飛ぶルアーは少なく、しかもサスペンドシャッドという繊細なカテゴリにおいては特に希少です。サウンドを排除したサイレント仕様でありながら、ボディバランスの最適化によって、強風時でも狙ったスポットに一直線に突き刺さる飛行性能を実現しています。
アクション面では、高回転かつ強い波動を生み出す“パワーウォブリング”が特徴。ラインが弛むような超デッドスローリトリーブでもしっかりアピールし、シャッドが苦手なアングラーでも安心して使える懐の深さがあります。また、トゥイッチやリッピングといったテクニカルな操作にも応えられるため、ハイレベルなトーナメント仕様としての性能も充分に兼ね備えています。
2サイズ展開のISワスプは、それぞれに明確な役割があります。ISワスプ50は1.5mダイブ設定で、野池やオカッパリでのピン撃ちに最適。コンパクトながらクラス最高レベルの飛距離を誇り、狭い場所でも十分な操作性と実用性を発揮します。一方のISワスプ55は2.0mダイブに対応し、よりボリュームのあるボディによって広範囲のアピールと遠投性能を高めています。このモデルは、最近注目される「スピンクランキング」つまりクランクベイトのようにシャッドをファーストムービングで使うテクニックにも完全対応しており、スピーディーな展開でもしっかりバスを惹きつけます。
ISワスプの使い方
ISワスプの最大の魅力は「誰でも使いやすいのに、釣れる」という点にあります。特に、サスペンドシャッドに苦手意識を持つアングラーにこそ試して欲しいルアーです。デッドスローリトリーブでもしっかりとボディが水を掴み、短い移動距離でもしっかりとしたアクションを発揮。これにより、ストップ&ゴーだけで簡単に食わせのタイミングを作り出すことができます。
ISワスプ50は、野池や小規模フィールドで抜群の実力を発揮します。木の陰やブッシュ周り、ちょっとした流れ込みなど、バスが潜んでいそうな場所にピンポイントで投げ込み、ただ巻くだけで自然なベイトフィッシュのような動きを再現できます。特に春先や秋口のスローな展開に強く、活性が落ちたバスにも口を使わせることができます。
ISワスプ55は、ボディが一回り大きく、より強いアピールが求められる場面に適しています。シャッドを使った高速巻き「スピンクランキング」では、風下や開けたリザーバーなどでの広範囲なサーチに最適。連続的なファストリトリーブの中で急にストップを入れることで、リアクションバイトを誘発する展開も得意です。もちろん、シャローからミドルレンジにかけてのカバー回避能力も高く、ウィードやレイダウン周りでも積極的に使えます。
ISワスプは、その緻密に設計されたボディバランスとアクションにより、デッドスローでもハイアピール、ファストリトリーブでも破綻しない安定感を持つ、まさに“新世代のスタンダードシャッド”です。どんな状況でも、1本はタックルボックスに忍ばせておきたい、頼れる相棒となることでしょう。
ISワスプのインプレ
イマカツのISワスプのインプレを紹介します。
信じる者は救われる🤭
やっと初バス(小さいけど)釣れました㊗️👏
2月に釣れたって何年ぶりかなぁww
ヒットルアーはイマカツの溺愛速攻ISワスプ改(トレブル17#8+板オモリ)
それと5分格闘した淡水大魚のウロコもww
琵琶湖の女神様ありがとう😭
では🍺で乾杯❗️ pic.twitter.com/a9VFvRJt8U— シャドラー (@YuU476266447299) February 20, 2024
茶丸も釣ってましたん😀
ISワスプ ウェイトチューンのリトリーブです。 pic.twitter.com/4cIXonOIPf
— TAT@釣りアカ🎣 (@tat_at_extreme) January 4, 2025