バスフィッシングの世界では、極限のプレッシャー下でも確実に結果を出せるルアーが求められます。そんな状況で真価を発揮するのが、イマカツの「IKスピンジャーク」です。これはただの小型ジャークベイトではなく、まさに“漁具”と呼ぶにふさわしい、高い釣獲性能を持つ本格派フィネスプラグです。
IKスピンジャークの特徴
IKスピンジャークは、65mm・4.2gという軽量ボディにもかかわらず、クラス最長レベルのキャスタビリティを誇ります。その秘密は、バランスを徹底的に突き詰めたエアロ設計によるもので、逆風でも弾丸のように一直線に飛び、遠くのスポットを正確に撃ち抜くことが可能です。
特筆すべきはそのレンジコントロール性能です。多くのミノーやシャッドはキャスト直後に急潜行してしまい、レンジを一定に保つことが難しいことがあります。しかし、IKスピンジャークは水平姿勢を保ちながらなだらかに潜行し、その後は狙ったレンジを長くキープできる設計になっています。これにより、回遊しているバスやタフコンディション下でルアーをしっかりと目で追ってくるようなバスにも口を使わせることが可能です。
また、IKスピンジャークはトゥイッチやジャークといったテクニカルな操作にもしっかり応答します。コンパクトなボディながら、左右に軽快に飛ぶダートアクションは、フィネスな見た目とは裏腹に高いリアクションバイト誘発能力を持っています。そして、独自の角度で設計されたショートビルが、程よい巻き抵抗と安定した直進性を実現。巻くだけでもしっかり泳ぎ、見切られにくい高回転アクションを展開してくれます。
JBトーナメントでの実戦投入時には、デビュー前にもかかわらず3位・4位といった好成績を残しており、トーナメントという超ハイプレッシャー環境でも通用する実力が証明されています。まさに、遊びではなく「釣るための道具」として開発された本気のルアーです。
IKスピンジャークの使い方
IKスピンジャークの真価を引き出すためには、その性能を活かした操作が求められます。まず活用したいのは、超ロングキャスト性能。タフな状況では遠くのバスを狙う必要があり、そんな時にこそスピンジャークの真っ直ぐに飛ぶキャスタビリティが役立ちます。
基本的なアクションとしては、ただ巻きやストップ&ゴーが有効です。一定レンジを保ちながら自然な波動で泳ぎ続けるため、クリアウォーターやスレたフィールドでもバスを違和感なく誘うことができます。また、トゥイッチやジャークを加えることで、左右への切れのあるダートを展開し、リアクションバイトを狙うことも可能です。これは、岸際のストラクチャーや、ウィードのエッジなどで特に効果的です。
速巻きにも強く、スピーディーに探りたいタイミングでは、高速リトリーブによる直線的な逃走アクションで、活性の高いバスにアピールすることができます。加えて、水平姿勢のままスローに漂わせるようなデッドスローリトリーブも、超スレバス攻略には欠かせません。
タックルは、L〜MLのスピニングロッドに3〜6ポンドのフロロラインが推奨されますが、状況によってはベイトフィネスにも対応可能です。特に風が強い日や広範囲に探りたい時には、ベイトフィネスタックルを使っての遠投が効果的です。
IKスピンジャークは、極限までプレッシャーがかかったフィールドでも、確実にバスに口を使わせるために生まれたジャークベイトです。ただ巻きからテクニカルな操作まで対応できるその万能性は、あらゆるシーンで頼れる“漁具”として、あなたの釣りを確実にサポートしてくれるでしょう。
IKスピンジャークのインプレ
イマカツのIKスピンジャークのインプレを紹介します。
ミノーを使ったサイトも結構得意です。
このクラスではIKスピンジャーク最強🤤 pic.twitter.com/PFm3oqzwhM— おいかわ (@ooo436448369294) May 6, 2025
ikスピンジャークでサイト。
使えるカバーが無く、スロー系がダメな魚にはコレ。
使い方はビッグベイトの逃がしの釣りと同じ。以上! pic.twitter.com/bavENmyaGL— おいかわ (@ooo436448369294) May 1, 2024