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リップライザーのインプレと使い方

バスフィッシングにおけるジャークベイトの常識を覆す、新しいアプローチを可能にしたのが「リップライザー」です。シルエットはスリムながら、圧倒的な集魚力と水押し、そして独自の浮上アクションによって、広大なフィールドでも確実にバスの捕食本能を刺激する革新的ミノーとして注目されています。



リップライザーの特徴

リップライザーは、ただのフローティングミノーではありません。浮上時に頭を左右に揺らしながらブルンッと身震いするようなアクションで、水面の虫を捕食する小魚の無警戒な様子をリアルに再現します。この緩急のあるモーションが、バスにとって絶好のバイトチャンスを生み出します。特に“リッピングライザーテクニック”と呼ばれる専用アクションを活用することで、よりリアルな捕食シーンを演出でき、チェイスから確実にバイトへと繋げることが可能です。

サイズ展開は60mmから130mmまでと豊富で、ベイトフィッシュのサイズやフィールドの規模に応じて使い分けることができます。さらにフローティングモデルだけでなく、サスペンドやスローフローティング、ダイビングタイプもラインナップされており、シャローからミッドレンジ、ディープまでを幅広くカバーできるのも魅力です。いずれも固定後方重心を採用しており、安定した飛行姿勢と静かな着水、驚異的な遠投性能を実現。従来の重心移動式ミノーにありがちな、ジャーク時の甲高いノッカーノイズを排除し、ナチュラルな「シャッドクリックラトル」サウンドでバスを警戒させません。

また、リップライザー130には、テールに装着可能な金属製プロップパーツが付属しており、リッピング時に音とフラッシングで強烈なアピールが可能です。プロップは取り外し可能なので、フィールドの状況やバスの活性に合わせてチューニングできる点も、こだわり派アングラーにとって大きなメリットとなっています。

リップライザーの使い方

リップライザーを最大限に活かすには、基本となるリッピングライザーテクニックを習得するのがおすすめです。ロッドを斜め下に引くようにジャークし、ルアーを一気にダイブさせたら、すかさずポーズを入れます。この時、ルアーは頭を上にしながら自然に浮上し、その途中でブルンッと身震いするようなアクションを見せてくれます。この浮上中のタイミングこそが、バスにとって最大の喰い時。水面まで達したら再度ジャークを入れることで、まるで小魚が水面で何かを捕食していたかのようなシーンを演出でき、バスのスイッチを一気に入れることができます。

もちろん、ただ巻きでも威力は抜群です。シャロークランク並みの強い水押しとハイピッチロールにより、広範囲のバスにアピール。60や90といった小型モデルは、ベイトが小さい状況やスモールマウスバス狙いに最適ですし、110や130はビッグフィッシュ狙いにおいてその真価を発揮します。また、サスペンドモデルは冬季やプリスポーン期など、活性の低い時期に「止めて喰わせる」戦略として非常に有効です。

さらにスローフローティングモデルは、ラインの重さでサスペンド状態を作り出せる実戦的な仕様で、ロングポーズやデッドスローリトリーブにも対応可能。ディープレンジを狙いたい場合は、ダイビングリップライザーを使用することで、2.5mまでの水深を確実にトレースできます。

どのモデルを選んでも、リップライザーにはバスフィッシングにおける新しい可能性が詰まっています。シャローからディープ、水面直下のナチュラルな誘いから高速巻きによる広範囲サーチまで、あらゆるシチュエーションに応えてくれる万能ジャークベイトとして、ぜひタックルボックスに加えておきたい一本です。

リップライザーのインプレ

イマカツのリップライザーのインプレを紹介します。