モンストロ710は、遠投性能を極限まで高め、気配に敏感なモンスタークラスのバスをロングディスタンスから仕留めるために開発されたロッドです。2022年のリニューアルにより、黒を基調とした精悍なデザインとアンサンドフィニッシュのブランクを採用し、耐久性と質感をさらに向上。従来からの「硬さ」と「粘り」のバランスは健在で、ビッグバスハンティングのための確かな性能を備えています。
モンストロ710の特徴
このモデルは、エルホリゾンテ78をベースに、チャターベイトのトロ巻きやビッグベイトのデッドスローに対応できるようロングレングス化とハードティップ化を施した設計。7フィート10インチという長さは、ルアーにラインスラックを与えやすく、遠投時の飛距離を大きく伸ばすことが可能です。中弾性ブランクから生み出される超飛距離は、ボート・おかっぱり問わずアングラーに大きなアドバンテージを与えます。
世界記録クラスの魚は、人間の気配を敏感に察知します。足音、ボートの揺れ、キャスト時の影響などを回避するため、ロングディスタンスからのアプローチが不可欠です。モンストロ710は、そのための飛距離性能と精度を兼ね備え、警戒心の強いターゲットに口を使わせます。
汎用性も高く、琵琶湖をはじめとした大型フィールドではフロロ16〜20lbを使用し、チャターベイト、5〜10gスコーン、テキサスリグ、ノーシンカー、2〜4ozのビッグベイト、15〜30gのプラグまで幅広く対応。特にアラバマリグやヘビーキャロライナリグといった投げづらいリグでも、ツララブランクス特有のしなりで気持ちよく遠投できます。
リアグリップは35cmとコンパクトで、キャストからファイトへの移行もスムーズ。手元重心の設計により、掛けた瞬間からロッドをフルベンドさせ、強靭な粘りでモンスターを寄せることが可能です。DRT社「BumpyGrip(PAT)」も搭載し、キャストやファイト時のホールド感を向上しています。
モンストロ710は、遠投特化型でありながらバーサタイル性も兼ね備えた、ビッグバスアングラーの強力な武器となる一本です。あと数メートル先のブレイクやストラクチャーにルアーを通し、今まで届かなかった一匹を獲るためのロッドとして、高い完成度を誇ります。
モンストロ710のインプレ
ツララのモンストロ710のインプレを紹介します。
モンストロ710初フィッシュはズーナマでした pic.twitter.com/xAOaWE72wr
— そめや (@takutakutakuji) April 20, 2023
ちなみにこんなサイズも釣れた。
激濁りできっこどういうところだろうって所にいたわりにはサイズが😫
モンストロ710初フィッシュ pic.twitter.com/qKtPY9Jzm9— むにえる (@muunii___L0619) September 11, 2023