世界中のフィールドで信頼を寄せられてきたシマノのロッドシリーズに、新たな選択肢として登場したのが「レサト16102R-2」です。このモデルは、既存のスタイルに縛られず、淡水・海水を問わず様々なターゲットに対応するフリースタイルロッドとして開発されました。高い操作性としなやかさ、そして遠征釣行にも対応できる優れた携行性を兼ね備え、次世代のバーサタイルロッドとして注目されています。
レサト16102R-2の特徴
レサト16102R-2は、6フィート10インチのワン&ハーフ構造を採用した2ピースロッドで、携行性を確保しつつも、操作時には1ピースのような一体感を感じさせる設計が施されています。そのブランクスは、しなやかさと素早い収束を両立するミドルレスポンス調で、アングラーの操作に対して軽快に反応し、ルアーアクションを意のままにコントロールできます。フリースタイルフィッシングにおいて重要となる「振りぬきやすさ」と「粘り」をバランス良く融合させた設計が、幅広いシチュエーションで頼れる一本となっています。
レサトシリーズに共通する最大の特徴が、グリップの長さを瞬時に切り替えられる「LENGTH SWITCH SYSTEM」です。ロッドエンドにエクステンショングリップを装着することで、リールを装着したままグリップを150mm延長でき、キャスティングからジギングへと瞬時にスタイルを切り替えることが可能です。これはエクステンションバットと違い、締め込み式の構造であるため、キャストやフッキング時にもガタつかず、信頼感ある操作が維持されます。
ロッドの心臓部とも言えるブランクスには、シマノ独自の「スパイラルXコア」と「ハイパワーX」を採用。これにより高強度かつ軽量なロッドに仕上がっており、力強いフッキングやモンスタークラスとのファイトにも余裕をもって対応します。また、操作性と感度を重視したチタンフレームガイドを全アイテムに搭載し、アングラーの繊細な操作をダイレクトにルアーへと伝えます。
その見た目にも注目すべき点があります。鮮やかなカラーリングのワールドシャウラとは一線を画し、レサトは金属的な質感を基調とした落ち着きのあるデザインで、所有する喜びを高めてくれます。上質で控えめな光沢が、釣行前の準備時間すらも特別なものへと変えてくれるでしょう。
遠征においても、専用ロッドケースがその実用性を発揮します。番手が一目で分かるタグ付きで、内部はパーツごとに分けて収納可能。ロッド同士の干渉を防ぎ、安全かつスマートに持ち運びが可能です。
レサト16102R-2は、バスからロックフィッシュ、ネイティブトラウト、さらには海外のターゲットにまで対応する懐の深さを持つロッドです。多彩なシーンに対応できるその性能は、一本でどこまでも釣りの世界を広げたいアングラーにとって、理想的なパートナーとなることでしょう。
レサト16102R-2のインプレ
シマノのレサト16102R-2のインプレがなかったのでレサトシリーズのインプレ動画を紹介します。
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