小型クランクベイトの中でも、個性と実績を兼ね備えた存在として高い支持を集めるメガバスのMR-X GRIFFON(グリフォン)は、初代開発者である伊東由樹の手によって、三代目として原点回帰しつつ、さらに進化を遂げたモデルです。小さくて丸い、そのフォルムからは想像できないほどの攻撃的なパフォーマンスを秘めており、あらゆるフィールドで確かな釣果を叩き出す“ピンボール・クランク”として、多くのアングラーに愛されています。
MR-Xグリフォンの特徴
MR-Xグリフォン最大の魅力は、そのボディ形状とアクションの融合によるピンボールアクションです。障害物に接触した際や、ボトムに当たった瞬間に弾かれるような脱軌道アクションを見せつつ、すぐに軌道を復帰させる機敏さは、このルアーだけが持つ特有の挙動です。これは、進化したハイドロダイナミクスと内部構造の絶妙なパッケージングによって実現されており、魚にとっては思わず反射的に口を使ってしまうトリガーとなります。
全長43mmというコンパクトボディに1/4ozの自重を持たせることで、軽量ながらも十分な飛距離とキャスタビリティを実現。狭いポイントやストラクチャー周辺にも正確にキャストしやすく、タフな状況下でも狙い通りのアプローチが可能です。さらに、最大潜行深度は2.5mと、ミドルレンジまでしっかりと届くため、シャローからブレイクまで幅広いレンジをカバーできます。
また、丸みを帯びたボディとリップ設計により、水をしっかりと掴みつつも過度な抵抗を感じさせない絶妙な引き心地も魅力。疲れにくく、連続して投げ続けることができるのも、実釣での大きなメリットです。
MR-Xグリフォンの使い方
グリフォンの基本的な使い方は、ストレートリトリーブを軸としながら、カバーやボトムに積極的に当てていくスタイルが効果的です。ピンボールアクションを引き出すためには、意図的にストラクチャーとコンタクトさせることが鍵であり、その直後の一瞬の変化が、バスのリアクションバイトを誘発します。
リトリーブスピードはスローからファーストまで幅広く対応しており、水温やフィールド状況に応じて細かく調整することで、より多くのバイトを引き出せます。また、リップによるスタビリティが高く、風の強い日でもしっかりと泳ぎをキープできるため、安定感のある釣りが可能です。
特にマッディレイクや濁りの強いフィールドでは、コンパクトなボディから生み出される強めのアクションが効果を発揮。バスの視覚以外の感覚を刺激し、濁りの中でも存在をアピールし続けます。
MR-Xグリフォンは、ただ小さいだけのクランクではありません。その中に詰め込まれた最新技術と実釣データは、実際のフィールドでその真価を証明してくれるでしょう。タフコンディションや攻めあぐねる状況で、頼れる“最後の切り札”として、ぜひタックルボックスに加えておきたい一品です。
MR-Xグリフォンのインプレ
メガバスのMR-Xグリフォンのインプレを紹介します。
昼から息子と釣りへ☺️暑すぎてなかなか反応が無い中MR-Xグリフォンで1本☺️可愛いサイズやけど嬉しいぞ👍 pic.twitter.com/9chg14gKdx
— diskblack (@BwGpFu4SWW3p8eM) July 15, 2025
すごく釣れそう😁
中古釣具屋さんでGET‼️
黒金カラーのグリフォンMRX
小学生の頃(20年前)は手に入らないルアーでした🎣 pic.twitter.com/3gNNqa2zc0— ken助 (@UmeMikanWaKaYaM) June 23, 2021