80年代から90年代初頭にかけて、一時代を築いた名作ストレートワーム「トーナメントクローラー」が、現代のフィールドに対応する新たな姿で蘇りました。当時を知るアングラーには懐かしく、今を釣るアングラーには新鮮に映る、まさに“伝説の再来”。トレンドに左右されない普遍的な釣れる要素を残しつつ、ボディ構造や素材を一新し、今のビッグバスにも通用するスペックへと進化しています。
トーナメントクローラーの特徴
トーナメントクローラー最大の進化ポイントは、全身に施されたディープリブ構造です。この深く刻まれたリブが水をしっかりと攪拌し、存在感のある水押しを生み出すことで、バスに対するアピール力を大幅に向上。さらに、リブによる複雑な水流変化が生む艶めかしいアクションが、スレたバスにもナチュラルに効きます。
加えて、マテリアルには絶妙な硬度のソフト素材を採用しており、ただのストレートワームではなく、自発的に微振動する“生きている”ような動きを再現。ロッドアクションなしでも水中で微妙に動き続ける特性は、プレッシャーが高い状況やバスが神経質になっている場面で特に効果を発揮します。
また、ボディにはソルトとフレーバーが練り込まれており、バイト後の違和感を軽減しつつ、食い込みを促進。これはビッグバスとのやり取りにおいて、ショートバイトでも確実にフッキングへ持ち込むための重要なファクターとなっています。
3.5インチ、4.5インチ、5.5インチという3サイズの展開により、フィールドのベイトサイズやバスの活性に応じた使い分けが可能。短めのサイズはタフコンディション向き、長めは存在感を出してビッグフィッシュを狙うアプローチに最適です。
トーナメントクローラーの使い方
トーナメントクローラーは、そのストレートな形状と高い汎用性により、あらゆるリグでの使用に対応する万能型ワームです。中でも最も効果的なのがネコリグでの運用。ロングボディを活かしたスローなシェイクやフォールアクションは、水中で自然に揺らめき、バスの捕食スイッチを確実に刺激します。特に、5.5インチモデルの波動は圧倒的で、広範囲からバスを引き寄せる力を持っています。
ダウンショットリグでは、ボトムでのステイや小さなアクションにも反応してくれるので、シビアな状況でも繊細に誘えます。また、ジグヘッドリグにすれば中層〜ボトムをナチュラルに探るスイミングでも活躍し、巻きでも喰わせられるストレートワームとして信頼できます。
さらに、ワッキーリグやスプリットショットリグとの相性も良く、オープンウォーターからカバー周りまで幅広いシーンで使用可能。これ一つで1日中ローテーションが組めるほどの対応力があり、状況に応じて使い方を変えられるのが大きな魅力です。
トーナメントクローラーは、ただ復活しただけのリバイバルモデルではありません。現代の釣りに必要な機能性と実釣力を身に付け、再び“釣れるワーム”として生まれ変わった一本です。伝説が今、再びフィールドで輝きを放ちます。
トーナメントクローラーのインプレ
メガバスのトーナメントクローラーのインプレを紹介します。
使うかどうかは別として
組んでみた。
パーツ
・トーナメントクローラー10㌅
・ヒラマサブリ王13号
・ツイストロックのバネL(ギリ)
・ゴブリンなんとか3/16㌉(使わんすぎて無くならないw)針が極太なので最低20ポンドは必要そうです。笑#アコウ 狙い pic.twitter.com/HoKQEoeC6e
— ちょい釣りのマサ (@hirossim1) August 15, 2025
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