バスフィッシングにおいて、表層のリアクションバイトを狙うなら外せない存在として知られているのが、ハイドアップの「ワッパー3インチ」です。登場から15年以上を経て、現代のフィールドにもマッチするようにカラーラインナップが一新され、再び注目を集めています。サイズ感、アクション、リグの汎用性、そのどれもが高いバランスで仕上げられており、特にスピード感のある釣りを得意とするアングラーにとっては欠かせないルアーとなっています。
ワッパー3インチの特徴
ワッパー3インチは、全長76mm、重さ約4.2gと取り回しのしやすいコンパクトボディでありながら、水面や水面直下でのアピール力に特化しています。特に高速リトリーブにおいて、逃げ惑う小魚を再現するそのアクションは絶妙で、追いかけるようにしてバスがバイトしてくるシーンはスリリングそのものです。テール部分の形状やマテリアルの硬さが調整されており、しっかりとした水押しとナチュラルな引き波を同時に生み出します。
推奨オフセットフックサイズは#2/0で、ちょうどよくセットできる設計になっており、アクションを妨げることなくバランス良く泳がせることができます。パッケージには9本入りとコストパフォーマンスにも優れており、攻めの釣りを展開する上でも心強い存在です。また、カラーバリエーションが非常に豊富で、アユやグリパン、たまらんばいイエローといった定番から、シニカケギルやレインボーシャッドのような少し変化を加えたものまで、フィールドの状況や天候に応じた細かな使い分けが可能です。
ワッパー3インチの使い方
ワッパー3インチの最も基本的な使い方は、ノーシンカーでの高速リトリーブです。特に水面や水面直下で、ただ巻くだけでベイトフィッシュのような逃げアクションを演出でき、リアクションバイトを誘発しやすいのが特徴です。トップウォーター的な要素も持ち合わせており、活性の高い魚が表層にいるときには強力な武器となります。
また、リングオフセットフックとネイルシンカーを組み合わせた「跳ねワッパー」スタイルでは、ボトム付近での跳ね上げアクションが効果的で、沈み物の周りを攻略するのに最適です。さらに、ヘビーダウンショットやテキサスリグといったリグにも対応しており、ボトムトレースやストラクチャー絡みのピンポイント攻略にも活躍します。これだけ多彩なリグに対応できるワームは珍しく、表層から中層、ボトムまで、ワンパッケージで多角的なアプローチが可能です。
釣り場の状況が刻々と変化する中でも、アングラーのアイデア次第で自在に使いこなせるワッパー3インチは、まさに現代の万能ルアーと呼ぶにふさわしい存在です。新たなカラーラインナップとともに、これまで以上に多くのバスを引き寄せてくれることでしょう。
ワッパー3インチのインプレ
ハイドアップのワッパー3インチのインプレを紹介します。
ワッパー3インチは、ハマったら止まらんルアーの一つです!皆さん是非是非お試しを! pic.twitter.com/jscsDdmCVr
— Shin Asano (@5ZPYjRfhrK6HuJB) January 14, 2021
今日もホーム
ワッパー3インチでサンパチ君 pic.twitter.com/2qRod010Sd— MFfuminori (@MFFUMINORI) October 15, 2023