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ダートジャックのインプレと使い方

ダートジャックは、DRTとのコラボレーション第3弾として登場した、全く新しいコンセプトを持つ次世代型ビッグベイトです。ペンシルベイトとしての圧倒的な存在感と、水中でのヒラ打ちダートアクションという2つの表現力を兼ね備え、トップとサブサーフェスを自在に行き来できる唯一無二のルアーに仕上がっています。従来のビッグベイトではアプローチできなかった魚にも口を使わせる、まさに“攻めの幅”を広げる一本です。



ダートジャックの特徴

ダートジャックは、全長220mm・重量77gのフローティングタイプで、水面直下からトップレンジまでを強く意識した設計が施されています。最大の特長は、ひとつのルアーで2つのスタイルを自在に使い分けられる点にあります。

まず、水面をドッグウォークさせることで、Vテールが強い水押しを生み出し、さらに内部のラトルサウンドが加わって、強烈なアピール力を発揮します。見た目のインパクトだけでなく、聴覚にも訴えるこのアクションは、広範囲の魚に存在を知らせ、フィーディングスイッチを押す力があります。特にローライトや濁りがある状況では、その効果は絶大です。

一方で、連続したトウィッチ操作を加えることで、水面直下をキレのあるヒラ打ちダートで攻めることが可能になります。この「水中ダート」は、表層に出きらない魚や、プレッシャーが高くトップに反応しにくい状況において非常に有効で、まるで瀕死のベイトが左右に逃げ惑うかのような動きが、リアルなバイトを引き出します。ビッグベイトながらもキレのある動きを得られるのは、専用設計のボディバランスとVテールの効果によるものです。

カラーは全10色で、ナチュラル系からアピール系までバリエーション豊富に揃っています。「ピンクシャッド」や「マットチャートコノシロ」といった強めのカラーは濁り水やローライトに、「プロブルー」や「クリアレッドヘッド」などのナチュラル系は晴天時やクリアウォーターに最適です。

ダートジャックの使い方

ダートジャックは、アングラーの操作次第で全く異なる2つの攻め方が可能です。まずは水面でのドッグウォーク。ロッドティップを小刻みに動かしながらラインスラックを意識して巻くことで、左右に首を振るようなアクションを演出できます。このときVテールによる水押しとラトル音が合わさり、視覚・聴覚の両面から魚にアピールします。広範囲をテンポよく探りたいときや、魚の活性が高いときには、このアクションが非常に効果的です。

次におすすめの使い方が、水中ダートです。水面直下を狙いたいときは、ロッドをやや下げ気味に持ち、ラインを張りすぎないように注意しながらトウィッチを加えていきます。ダートジャックのボディは、この連続トウィッチに対して鋭く反応し、左右へのヒラ打ちを繰り返すことでターゲットの目線をしっかり捉えます。特に、スローなフォールからのトウィッチや、連続して数回ダートさせてから一瞬止めるなど、動きに緩急をつけることで、リアルなベイトのような演出が可能です。

ロッドはヘビー〜XHクラスのベイトロッドが推奨され、リールはギア比の高いモデルが扱いやすいでしょう。ラインはナイロン20lb前後を基準に、使用するフィールドやカバーの有無に応じて調整します。

ダートジャックは、ただ巻きだけでは引き出せない釣りの奥深さと、アングラー自身の操作で魚にアプローチする楽しさを教えてくれるビッグベイトです。水面から水面直下を自在に操り、今までにないバイトの瞬間を引き寄せてくれる、新世代の一手として活躍します。

ダートジャックのインプレ

フィッシュアローのダートジャックのインプレを紹介します。