ライザージャックジュニアは、オリジナルモデルの持つ多機能性と革新的なアクションをそのままに、よりコンパクトで扱いやすいサイズへと進化を遂げたダウンサイジングモデルです。フィールドやタックルの制限に縛られず、誰もが手軽にビッグベイトの可能性を体感できるよう設計されており、関東の小規模フィールドや野池といった場所でも十分に力を発揮します。ビッグベイト入門者にも最適なサイズ感と操作性を備え、今まで以上に幅広いアングラーへその魅力を届けてくれる一本です。
ライザージャックジュニアの特徴
ライザージャックジュニアは、全長190mm・重量44gという絶妙なサイズ設定で、MHクラスのロッドにも無理なく対応できる設計となっています。従来のライザージャックと同様、DRTによるカスタムチューンが施されており、独自の「クランキングライズアップ」と「表層V字引き」の2モードで多様なアプローチが可能です。サイズは小さくなっても、搭載されている性能はそのまま。むしろそのコンパクトさが、スレたフィールドやタフコンディションでの強みになります。
このモデルにはTiNY KLASHにも採用されているVテールが装備されており、これがボディの動きを抑制し、過度なアクションによるバイトミスを軽減。ナチュラルでリアルな泳ぎを保ちつつ、バスに違和感を与えにくい誘いが可能になります。また、リップを装着すれば「クランキングライズアップ」モードでの早巻き対応となり、頭を持ち上げながらの浮上アクションがリアクションバイトを引き出します。
一方、リップを外すことで「表層V字引き」モードに切り替わり、水面で引き波を立てながらただ巻きするトップウォーター的な使い方が可能になります。このときもVテールによってふらつきを抑え、安定した引き波とシルエットで魚を誘います。後方重心設計によってキャスタビリティも高く、陸っぱりでも十分な飛距離を稼ぐことができます。
ライザージャックジュニアの使い方
ライザージャックジュニアの基本的な使い方は、リップの着脱によって大きく二通りに分かれます。まずリップを装着した「クランキングライズアップ」モードでは、やや速めの巻きスピードで使用することで、頭から浮き上がる独特のアクションを演出できます。このアクションは、逃げ惑うベイトを再現し、バスの捕食スイッチを一気に入れることが可能です。特にリアクションで口を使わせたい状況に適しています。
一方、リップを外した「表層V字引き」モードでは、水面に一定の引き波を立てながらナチュラルに泳がせることができ、トップウォーターとしての使い方が主軸になります。このモードでは、ローライト時やベイトが浮いている状況、バスが水面に意識を向けているときに特に効果を発揮します。ただ巻きでも十分なアピール力があり、巻きスピードに変化をつけたり、一瞬止めたりすることでバイトチャンスを作り出せます。
また、そのコンパクトなサイズと扱いやすい重量から、キャスト精度も高く、ピンスポットへのアプローチにも向いています。カバー際やストラクチャー横をタイトに通すことで、スレた魚に対してもしっかりとアピールし、食わせのチャンスを広げることができます。
ライザージャックジュニアは、ビッグベイトの本質である強いアピール力を残しつつも、より繊細に、より柔軟に対応できるバランスの取れたルアーです。フィールドや状況を問わず、持っていて損のない一本といえるでしょう。
ライザージャックjrのインプレ
フィッシュアローのライザージャックjrのインプレを紹介します。
使わないルアーを売って、新たにライザージャックJRを購入するつり具売買ループ…。 pic.twitter.com/ImLTRl7S6A
— かおる (@kaorukun1216) October 6, 2022
ライザージャックJr.いったった( ✧≖´◞౪◟≖`) pic.twitter.com/qgdNLmIZng
— カーくん (@ka_kun_bass) March 19, 2022