レッドペッパーシリーズのDNAを受け継ぎながら、より繊細でリアルなアプローチを可能にした最小モデル「レッドペッパーベイビー」。その極小サイズからは想像できないほどの機動力と存在感を発揮し、トップウォーターゲームにおけるフィネスアプローチの決定版とも言える一本です。バスだけでなく、トラウトやソルトのライトゲームでも活躍できる守備範囲の広さも大きな魅力です。
レッドペッパーベイビーの特徴
レッドペッパーベイビーは全長75mm、重量5gのフローティングペンシルベイトで、シリーズの象徴である「小魚逃走アクション」を、極小ボディで忠実に再現しています。水面をキビキビと左右に走り、時に飛び跳ね、時に潜りながら逃げ惑う様は、まさにパニックを起こしたベイトフィッシュそのもの。オリジナルモデル以上にイレギュラーな動きを見せる設計となっており、特に小バスやスレた魚への効果は抜群です。
その動きは、高速トゥイッチやリトリーブによるサーチ的な使い方にも対応し、広範囲をテンポ良く探ることが可能です。一方で、スローな操作やピンポイントへのじっくりとしたアプローチにも対応しており、見せて喰わせる釣りにも強い対応力を発揮します。使い手のテクニックやアイデア次第で、状況に応じた自在な演出が可能な柔軟性もこのルアーの魅力の一つです。
ややファットなボディ形状は、軽量ながらも空気抵抗を抑えたデザインとなっており、安定した飛距離を確保。スモールサイズでありながらも十分な遠投性能があるため、広いフィールドでもしっかりと活躍できます。フックとリングには化学研磨処理された#8Bのトレブルフックが採用されており、小さなアタックもしっかりとフッキングに持ち込めます。
また、700番台カラーには反射プレートが内蔵されており、光を受けてキラリと輝くフラッシング効果で、視覚的アピールもアップ。ナチュラルさとアピール力を兼ね備えたカラー展開も、フィールドを選ばずに使える理由の一つです。
レッドペッパーベイビーの使い方
レッドペッパーベイビーの基本的な操作は、短いトゥイッチでのドッグウォークです。ロッドティップを軽く弾くように操作することで、細かく左右に首を振るキレのある動きが出せます。加えて、連続トゥイッチの中に一瞬のポーズや、リズムの変化を加えることで、さらにリアルな逃げ惑う小魚の演出が可能です。
小場所やクリアウォーター、ハイプレッシャーなフィールドでは、ゆっくりとしたアプローチで見せる時間を長く取り、ナチュラルに喰わせる展開が効果的です。一方で、広範囲を手早く探る場合は、高速リトリーブや連続トゥイッチでリアクションを誘う使い方も有効です。
使用タックルとしては、ライト〜ウルトラライトのスピニングタックルが最適で、ラインはナイロンやフロロカーボンの4〜6ポンド、またはPE0.3〜0.8号との組み合わせが推奨されます。小型軽量ルアーでありながら操作性が高いため、ライトゲームやトラウトゲーム、ソルトのメバルやセイゴ狙いにも高い実績があります。
「小さくても攻める」──そんなトップウォーターの新たな戦略を可能にするのが、レッドペッパーベイビー。使いやすさと信頼性を兼ね備えたこのルアーは、初心者から上級者まで、すべてのアングラーにとって頼れる1本になるはずです。
レッドペッパーベイビーのインプレ
ティムコのレッドペッパーベイビーのインプレを紹介します。
レッドペッパーベイビーで、コバスが…。 pic.twitter.com/9hlbZ7aa72
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) October 27, 2017
家から10分の所
池の鯉状態でチヌがいるが追わせられない😵レッドペッパーベイビーでやっとチヌ1 pic.twitter.com/cOQxkkp4oj
— メバチヌ (@meba_chinu) July 28, 2024