トップウォーターフロッグの名作「カエラ」シリーズに、新たな可能性を加えたモデルとして登場したのがカエラ S2 ビートです。One more Catchをテーマに掲げ、スレた魚やピンスポットの攻略に特化したこのモデルは、オリジナルの性能を受け継ぎながらも、異なる角度からアプローチするための工夫が随所に施されています。移動距離を抑えた誘い、鋭いフッキング、そして絶妙なサウンドと光の演出。すべてがバイトへの導線となり、釣果につながる高機能フロッグに仕上がっています。
カエラ S2 ビートの特徴
カエラ S2 ビートの最大の特長は、立ち浮き姿勢によって実現されるピンスポットでのアプローチです。従来のフロッグに比べて水面での移動距離が少ないため、限られたポイントでもしっかり誘い続けることが可能となっています。また、水面上でのアクションに加えて、ロッド操作によって水中に頭を突っ込むようなダイビングアクションを演出。縦方向の動きによって、魚に対してこれまでにない新しい刺激を与えることができます。
さらに、プロアングラー片岡壮士氏のこだわりが詰まった2枚の小型ブレードが後方にセットされています。これにより重心が後方に寄り、自然な立ち浮き姿勢が安定。水中ではブレード同士が擦れ合うことで生まれるスクラッチサウンドと反射光が、視覚と聴覚の両面から魚を惹きつけます。コンパクトなボディでありながら、しっかりと存在感を発揮する設計です。
また、ウィードレス性能とフッキング率のバランスにも優れています。障害物回避に優れたシャープなフックは、的確にバイトを捉え、確実なフッキングへとつなげてくれます。ボディ両サイドのフラット面と頬の張り出しが、水押しと水噛みを強化し、アクションのたびに水中へ明確なアピールを届けます。
カエラ S2 ビートの使い方
カエラ S2 ビートは、ピンスポットでの一点誘いが得意なルアーです。特にオーバーハングやカバー周辺といった、移動距離を抑えたい場面でその真価を発揮します。立ち浮き姿勢を活かし、ロッドでの上下操作によって水面から水中へと一瞬ダイブさせることで、魚に食わせの間を与えることができます。この“ダイブ&浮上”の繰り返しが、スレた魚にもスイッチを入れ、バイトを引き出す大きな要素になります。
朝夕のローライト時や、プレッシャーのかかったポイントでは、ブレードによるサウンドと光のアピールが効果的に作用します。小さなボディながらもしっかりとした重量感で、キャスト精度も高く、狙ったスポットへストレスなく投入できます。フロッグ初心者から上級者まで扱いやすく、状況に応じた対応力を持つ万能なトップウォーターベイトとして、ぜひタックルに加えたい一本です。
カエラS2ビートのインプレ
ジャッカルのカエラS2ビートのインプレを紹介します。
明日は発売したばかりの「カエラS2ビート」を使って霞水系の梅雨を攻略!な動画を公開致します。
アメリカのトーナメントでも活躍する片岡壮士先輩と、ボートと陸っぱりとフルコースで釣りした二日間。
笑い有り、感動有り、涙有り?な動画になってますので公開をお楽しみにしていてくださいね pic.twitter.com/IDdQNlAGaR
— TAKUYA BABAババタク護岸クロー (@TakuyaBASSBABA) June 27, 2019
カエラS2ビートで50アップ2発😎
ノーマルカエラで反応なかったのにS2ビートで流し始めたらバキュームした😊
雨&濁りでサウンドアピールの重要性を感じさせられました☺️ pic.twitter.com/cxtYC5p4VZ— 加木屋 守 (マーモ) (@ma_mo_s) August 3, 2021
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