ビッグベイトの世界に新たな旋風を巻き起こす、個性的なデザインと多彩なアクションを兼ね備えたルアーが登場しました。ハイドアップのHUペラー248は、その名の通り全長248mmのロングボディを持ちながら、繊細かつリアルな動きを水面で表現できるトップウォーター型のルアーです。見た目のインパクトとは裏腹に、操作に対して非常に素直に反応する高性能な設計が施されており、ナチュラルアプローチからアグレッシブな誘いまで、幅広い戦略に対応可能です。
HUペラー248の特徴
HUペラー248の最大の特徴は、取り外し可能な薄型リップを搭載している点にあります。リップを外した状態では、基本的にI字系のまっすぐなスイミングを見せ、一定速度を超えるとボディが自然に平打ちするようなアクションを発生させます。ポーズ中には背中を水面にわずかに出して浮かぶため、風や波の影響でゆらゆらと揺れ、ベイトフィッシュが漂うようなリアルな存在感を演出します。
この「薄さ」こそがHUペラー248の肝であり、見るからに違和感のあるシルエットが逆に魚に戸惑いとインパクトを与え、興味を引き寄せる仕組みとなっています。また、明滅効果を生むボディ構造により、視覚的なアピール力も非常に高く、ナチュラルなカラーリングと組み合わせることで、様々な水質や状況に対応することができます。
一方、リップを装着することでその性格は一変します。ミノー的な弱々しいヨタヨタとしたスイミングに加え、ジャークを加えることでヒラを打ち、威嚇的な動きも可能になります。この多様なアクションにより、ターゲットの反応を見ながらリアルタイムでアプローチを切り替えることができるのは、HUペラー248ならではの大きな魅力です。
HUペラー248の使い方
HUペラー248は、その日の状況やフィールドに合わせて「リップ有り」「リップ無し」の二通りのセッティングで使い分けることができます。リップを外した状態では、I字引きで水面をゆったりと漂わせるだけでも十分なアピール力を発揮し、ポーズを入れることで魚に食わせの間を与えることが可能です。特に、スローなリトリーブやデッドスローでの展開が有効で、ピンスポットを丁寧に攻めるスタイルに向いています。
リップを装着すれば、ヨタヨタとした弱ったベイトを演出しながら、ジャーキングによる瞬間的なアピールも追加でき、リアクションバイトを誘うことができます。特に水面に少し波が立っているような状況では、この変則的な動きが大きな武器となります。また、大きなボディに反して飛距離も十分に出せるため、広範囲を効率よくサーチする場面でも活躍します。
HUペラー248は、独自の構造と多彩な使い方により、通常のビッグベイトとは一線を画す存在です。アングラーの発想次第で様々なアプローチが可能となるこのルアーは、ビッグフィッシュ狙いにおいて確実に武器になる一本と言えるでしょう。
HUペラー248のインプレ
ハイドアップのHUペラー248のインプレを紹介します。
ハイドアップ
HUペラー248
248mm 74g フローティング
イトウ・ニジマス・サクラマス・海アメ等にどうですか?
叔父さんはナマズに使う。 pic.twitter.com/HJwjwG7Ef9— 木村和也 (@5U8YI9kcocM67wZ) October 19, 2022
ペラー248 ワカサギカラー 今年はコレでナマズを釣りたい。釣り辛いルアーで魚を釣る。間違いなく思い出に残る釣り。夢があるでしょう。
黒いのは比較用のタイドミノー120 pic.twitter.com/MItazA461W— 木村和也 (@5U8YI9kcocM67wZ) February 11, 2023