タフコンディションでも確実にバスにアピールし、口を使わせる性能を持つミノーを探しているアングラーにとって、ハイドアップのHUミノー111シリーズはまさに理想的な選択肢です。強波動、確かな飛距離、繊細な浮上姿勢といった要素が融合したこのシリーズは、サスペンド・フローティング・フローティングスイッシャーという3つのバリエーションによって、様々な状況に対応する柔軟性も兼ね備えています。風、濁り、水温低下といったシビアな条件下でも、しっかりと魚を引き寄せる力を持った実践的なルアーです。
HUミノー111の特徴
HUミノー111SP(サスペンド)は、全長111mm・約17gの重めの設計で、マグネット式重心移動システムを搭載。これによりキャスト時にはしっかりと後方重心となり、安定した飛距離を実現します。ボディに施されたスリット構造は水を強くかき回し、手元にしっかりとした引き感を伝えることで、操作感を明確にしつつバスへのアピール力も増しています。高速リトリーブからストップ&ゴー、トゥイッチングといった多彩なアクションに対応しながらも、どれだけロッドを強く煽っても糸絡みが起きにくいというストレスフリー設計も魅力です。
一方で、HUミノー111F(フローティングモデル)は、軽量な11g設計で水面付近を狙いやすく、特に近距離での釣りに強い特性を持ちます。大きな背面が水をしっかり押しながら浮き上がる「シミーライズ」アクションにより、縦ストラクチャー周辺でのピンポイントな攻めが可能です。リッピングでのダイブ後にキックバックで浮上する動きも、移動距離を抑えつつ誘い続けられる設計となっています。杭やアシ、カバー際でのしつこいアプローチには最適です。
さらに、HUミノー111フローティングスイッシャーは、特注のペラ(スイッシャー)を搭載し、表層から30cm程度の浅いレンジをターゲットにしています。13gのウェイトで操作性も良好で、超スローリトリーブやただ巻きでもしっかりとペラが回転し、視覚的・聴覚的アピールを両立します。ダイビングからの浮上中にも回転が続くため、巻きを止めた瞬間にもバイトチャンスを作れる万能タイプのスイッシャーです。
HUミノー111の使い方
HUミノー111SPは、遠投性能を活かして広範囲を素早く探る展開に向いています。トゥイッチやジャークを加えると、大きく首を振るアクションを見せ、濁りや強風時にもバスに強烈な存在感をアピールできます。基本はハンドル数回巻いてポーズというストップ&ゴーが効果的で、水平姿勢で止まる設計が、逃げ惑う小魚のように見え、口を使わせやすくなっています。
HUミノー111Fは、ショートディスタンスにおいて縦ストラクチャーにタイトにアプローチし、クランキング的な使い方でも活躍します。シミーライズでの浮上を利用し、じっくりと時間をかけて魚を誘い、ショートバイトをしっかり拾える釣りに適しています。
HUミノー111フローティングスイッシャーは、朝夕のローライト時や無風時の表層攻略に特に強く、ただ巻きでペラの回転音と水面の波紋で魚を引き寄せることができます。ゆっくり巻いてもアクションが出る設計なので、スローな展開でもテンポを落とさずに誘い続けることが可能です。
HUミノー111シリーズは、一本で完結するのではなく、それぞれのモデルを状況に応じて使い分けることで、さらなる釣果アップに繋がる実戦向きのルアーシリーズです。
HUミノー111のインプレ
ハイドアップのHUミノー111のインプレを紹介します。
案の定沈める日でしたが「今釣れそう」なタイミングでHUミノー111Sもあり!!🙆♂️
やっぱり大風の次の日って感じの状況で、オープンエリアは魚散り気味、沈み気味って感じでした😅
それでも時合感のあるタイミングは上ずってる感じがあって、ジャーク10回からのタダ巻きでドスン! pic.twitter.com/IOPceXwlbG
— 【すえ丸】須江 一樹 (@__suemaru__) January 11, 2023
こないだの高菜ボウイプロペラミノウでの水面直下ナニガシでウオのアレ
たまらんよ聞こえるか?
「永野くん、ありがとう」の声が
そして大事な事は
このHUミノー111FS
ハリはKAMAKIRIに換装済やさかい
愛と平和の逃がさへんカマキリやさかい pic.twitter.com/ZamDj30v5c— クランカー木村 (@kurakimu) July 26, 2024