ミドルからディープレンジを効率よく攻めつつ、浮上時のアクションでも確実にバスにアピールできるクランクベイトが欲しい――そんなアングラーの要望に応える形で開発されたのが、ハイドアップのHU-300です。水深3メートルというゾーンは、プレッシャーがかかりやすく、バスの警戒心も高くなりがちなレンジ。しかしHU-300は、巻きだけでなく「止めて浮かせる」ことで、バスに口を使わせる間を作れるクランクベイトとして、ミドル〜ディープクランクの中でも異彩を放つ存在となっています。
HU-300の特徴
HU-300は全長100mm(ボディ長58mm)、重さ約16gのフローティングクランクベイトで、潜行深度は約3メートルに設定されています。最大の特徴は、飛距離・アクション・浮力のバランスが非常に優れている点です。風が強い状況や向かい風の中でも、安定した飛行姿勢を保ち、遠距離からのアプローチが可能になるように設計されたボディは、広範囲のサーチや沖のブレイクを攻める際に非常に有利です。
ハイドアップ独自の“ライザーテクニック”にも完全対応しており、巻いて止めることで浮上時にイレギュラーな揺れを発生させます。このアクションがバスにとっての“食わせの間”となり、通常のクランキングだけでは反応しなかった個体にもバイトを誘発させるきっかけになります。浮力は高めに設定されており、ボトムやストラクチャーにコンタクトした後もスムーズに回避動作へと移行。根掛かりを抑えつつ、ストラクチャーをタイトに攻められる設計です。
HU-300は「ただ巻きでもOK」とされるほどスイミングの安定性も抜群で、ブレのないウォブル&ロールアクションがナチュラルにバスの目に届きます。また、連続したストップ&ゴーやリズムを変えたリトリーブにも高い対応力を見せてくれるため、さまざまなスタイルで使える万能型のクランクと言えるでしょう。
HU-300の使い方
HU-300の基本的な使い方は、一定スピードでのタダ巻きによるサーチと、ピンポイントでのストップ&ゴーの組み合わせです。とくに深さのあるブレイクラインや沈み物の周辺を狙う際には、巻いてからポーズを入れ、浮上時のライザーアクションで食わせのタイミングを作ることが非常に効果的です。
ボトムや障害物にコンタクトした際には、浮力の強さを活かして一度浮かせ、再びアプローチすることで根掛かりを回避しつつ、複数回の誘いをかけることができます。また、少し速めの巻きでテンポ良く広範囲をサーチし、バスの居場所を探る使い方にも向いています。
HU-300は、ただ深いだけではなく、しっかりと“釣れる”動きと戦略を持ったミドル〜ディープレンジ攻略のためのクランクベイトです。プレッシャーの高い日本のフィールドに合わせて設計されたその性能は、確実にアングラーの手元に答えを届けてくれるはずです。
HU300のインプレ
ハイドアップのHU300のインプレを紹介します。
釣り友達と最近力を入れてるボトム攻略
みんなで色々試してるけどHIDEUPのHUクランクが最強候補に出てきたw
がんばれクマノミちゃん!#HIDEUP#ハイドアップ#HU300#クマノミカラー#ミノーに圧勝するクランク pic.twitter.com/EMmfTRZVKk— ワカメマニア │ 神崎 泰臣 (@anglerisdead) January 5, 2023
仲間のHUスタッフ乃村弘栄が66cm
しかもHU300とカッコ良すぎ。#hideup#ハイドアップ#HU300#ディープクランク#琵琶湖 pic.twitter.com/7MIT75icb3— ほらほーでぇ久次米 (@kujiyoshi_) October 29, 2021