バスフィッシングの現場では、シャローエリアに潜む魚たちを攻略するためのクランクベイト選びが釣果に直結することが多くあります。特に複雑なウィードエリアや、障害物が点在するシャローフィールドでは、ルアーのアクション性能と障害物回避能力が重要です。そんな過酷なフィールド条件を想定して開発されたのが「ショットオメガビッグ62」です。
ショットオメガビッグ62の特徴
「ショットオメガビッグ62」は、視覚的にも実釣的にも優れた存在感を放つボリュームボディと、絶妙な浮力バランスを兼ね備えたシャロークランクです。採用された特殊な“オメガビル”は、ただのロングビルではありません。ビル先端部がウイング状に張り出し、付け根で絞り込むことで、水を受ける面積を最大化しつつ、軽快な引き感とハイピッチアクションを実現。加えて、ウイング形状が障害物との接触を先導してくれるため、ボディの接触を防ぎ、驚くほどのスタック回避力を発揮します。
この回避性能は、エビ藻やコカナダ藻といったウィードが水面近くまで伸びたような、極端に攻めにくい状況でも、快適なリトリーブを可能にします。また、サイズアップされたボディにより、浮力が高まり、シャローエリアでのレンジキープ性能がより安定。ウィードトップを舐めるように泳がせることで、バスの視界に強く訴えかけることができます。
さらに、重心バランスの最適化により、風の影響を受けやすいシャローフィールドでも確実にロングキャストが可能。ストレスなく広範囲をスピーディにサーチできる点も、ビッグレイクやクリアレイクでの使用において大きなアドバンテージになります。
ショットオメガビッグ62の使い方
このルアーの活躍の場は、春から秋にかけてのシャローパターン全般です。特に、水温が上昇し始める春先や、ウィードが発達する夏のシャローフィッシングにおいて、その真価を発揮します。基本的な使い方は、一定のスピードでのタダ巻きが中心ですが、障害物周辺では一瞬のストップ&ゴーを入れることで、リアクションバイトを誘うことも可能です。
また、クリアウォーターでは、サイレント仕様やクリア系カラーを選ぶことで、プレッシャーに敏感な個体にも違和感なくアプローチすることができます。一方、マディウォーターや風による濁りがある状況では、ボーンホワイト系のハイアピールカラーが効果的です。
このように、「ショットオメガビッグ62」は単なるサイズアップ版ではなく、フィールドでの釣果を確実に高めてくれる完成度の高いクランクベイトです。障害物を恐れず攻めるアングラーの頼れる武器として、タックルボックスにぜひ加えていただきたい一品です。
ショットオメガビッグ62のインプレ
ノリーズのショットオメガビッグ62のインプレを紹介します。
ショットオメガビッグ62の再生産🔥
4月中旬発売予定です🙌 pic.twitter.com/uEFN5sxMYm— 渡邊 和哉 (@ONEPIECEkazuya) April 4, 2022
夕練はショットオメガビッグ62のカバークランキング!
木に当てても引っかかることなく、舐めるように回避してくるので、ストライクゾーンから外れにくい! pic.twitter.com/ax4vAVo4hx— 渡邊 和哉 (@ONEPIECEkazuya) June 6, 2019