フリースタイルフィッシングの新たな選択肢として、2025年8月に登場するシマノ「レサト2651R-2」は、アングラーにとっての自由度と実用性を大きく広げてくれる存在です。バスフィッシングにおける繊細な操作性を備えつつ、ライトソルトゲームにも柔軟に対応できる設計は、さまざまなターゲットとフィールドに挑む現代の釣り人に最適な一本となっています。
レサト2651R-2の特徴
レサト2651R-2は、軽快なキャストフィールと高い操作性を兼ね備えたライトフィネスロッドです。特に、瞬時にリグをコントロールしやすいレスポンスの良さと、しなやかで安定したブランクスが魅力です。キャストの立ち上がりが速く、ルアーの挙動をしっかりと感じながら操作できる点は、シャッドや小型プラグを駆使する釣りにおいて大きなアドバンテージを発揮します。また、ワンアンドハーフ構造により、軽量かつタフな使用感を実現しながらも優れた携行性を備えており、遠征やフィールドの転戦にも最適です。
このロッド最大の特長と言えるのが、標準装備されたエクステンショングリップ機構です。グリップエンドに専用パーツを装着することで、150mmの延長が可能となり、キャスティングからバーチカルまで、異なるスタイルの釣りを1本でこなすことができます。リールを装着したまま、すばやくグリップの長さを変更できるこのシステムは、フィールドの状況やターゲットの変化に即応できる柔軟性を与えてくれます。従来は別売だったエクステンションバットを必要とせず、標準でこの機能が付属することも大きなポイントです。
ブランクスには、シマノ独自のスパイラルXコアとハイパワーXを採用。高いネジレ剛性と耐久性を誇りながら、ブランクス全体がしなやかに魚の引きを吸収し、安定したファイトを実現します。さらに、ガイドには軽量なオールチタンフレームを使用しており、ロッド全体の操作性とバランスを高次元で両立しています。リトリーブやフッキング、ファイト時のストレスを抑え、長時間の釣りでも快適に使い続けられる設計です。
見た目にもこだわりが光るのがレサトの美点です。無駄を省いた静かな金属感を持つデザインは、釣り場だけでなく自宅での保管時にも所有欲を満たしてくれる存在感を放ちます。ロゴ入りの専用ロッドケースも付属しており、内側のクッション材や仕切り構造により、ロッドをしっかり保護しながらスマートに持ち運ぶことができます。
レサト2651R-2は、ライトゲームの枠を超え、幅広いスタイルに適応することで、まさに現代版のフリースタイルロッドと呼ぶにふさわしい一本です。ワールドシャウラが持つキレと感度、スコーピオンの粘りとタフネス、それぞれの系譜を受け継ぎながらも、独自の方向性を持つレサトは、多くのアングラーにとって新たな可能性を切り開いてくれることでしょう。
レサト2651R-2のインプレ
シマノのレサト2651R-2のインプレがなかったのでレサトシリーズのインプレ動画を紹介します。
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