海と陸、国内外を問わず、あらゆるビッグターゲットを狙うアングラーに向けて開発されたシマノ「ワールドシャウラBG21053R-3」は、飛距離とパワーに特化した圧倒的な遠投性能が魅力のロングレングスモデルです。10フィート6インチという長尺設定と、最新技術が詰め込まれたブランクス設計によって、ルアーの飛距離とアプローチの幅を劇的に拡大します。荒磯や広大なサーフといった厳しいフィールドでも、その性能を遺憾なく発揮するタフな一本です。
ワールドシャウラBG21053R-3の特徴
このロッドの最大の特徴は、遠投を極限まで追求した設計にあります。特にミノー、ジグミノー、バイブレーションなど、飛距離を重視したルアーとの相性が非常によく、実際のキャスティングでは一般的なサーフロッドを凌駕する飛距離を叩き出します。加えて、グリップ長も長めに設定されており、テイクバックからリリースにかけてのパワー伝達がスムーズで、よりダイナミックなキャスティングを可能にします。
ブランクスには、シマノ独自の高強度構造「スパイラルXコア」が採用されており、ネジレや潰れに対する剛性が強化されています。これにより、キャスト時やファイト時に発生するブレを最小限に抑え、ルアーの飛距離や正確性、そして大物とのやり取りにおける安定感が向上しています。さらには「ハイパワーX」構造も採用され、ブランクスのトルク性能とレスポンスの高さを両立。ファイト中の不意な突っ込みにも、しなやかかつ力強く対応します。
操作性の面では、軽量で高感度なエアフェクトシートCI4+を採用。手元に伝わるルアーの振動や潮流の変化、バイトの感覚をしっかりと捉えることができる設計で、長尺ロッドでありながらも繊細なアプローチが可能です。グリップには、濡れても滑りにくく、ロッドホルダー使用時の傷を防ぐEVAストレートグリップを採用。磯場やオフショアのハードな使用環境にも耐えるタフな仕様です。
また、仕舞寸法は130cmと遠征にも配慮されたコンパクト設計で、車載や航空機での移動も容易。日本国内のショア青物、海アメ・海サクラから、海外のフィッシュイーターに至るまで幅広いターゲットに対応し、実用性と携行性の両立を実現しています。
ワールドシャウラBG21053R-3は、細かいテクニカルな操作よりも「とにかく飛ばしたい」「遠くのナブラを打ちたい」といった、飛距離重視の釣りに特化したモデルです。その性能は、実際にキャストした瞬間に体感できるレベルで、ロングロッドに求められる要素をすべて高い次元で満たしています。サーフや磯といったハードなフィールドを主戦場とするアングラーにとって、信頼と実績を備えた圧倒的な一本です。
ワールドシャウラBG21053R-3のインプレ
シマノのワールドシャウラBG21053R-3のインプレを紹介します。
久しぶりにワールドシャウラBG21053R-3と18ステラC5000。
やっぱ超しなやか。 pic.twitter.com/MCAWD9yTny
— Kのフィッシングちゃんねる (@knofishingch) October 13, 2021
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