バスフィッシングにおいて、繊細さと大胆さを両立させた戦略が求められる場面で力を発揮するのが、ジャッカルのマッシュボブです。障害物の多いフィールドでも的確にアプローチできるよう設計されたこのルアーは、まさに“狙って仕掛ける”ためのスモールクランク。立ち木や捨て石といったカバーに対しても積極的に攻め込むことができ、釣りの展開をより戦略的かつ面白くしてくれます。
マッシュボブの特徴
マッシュボブは全長50mmという取り回しの良いサイズながらも、しっかりとした存在感とアピール力を備えています。9.0g(50SR)、9.5g(50MR)の自重でキャスタビリティにも優れ、ショアラインからの遠投もスムーズにこなすことができます。注目すべきはそのリップ形状で、ダックビルリップと呼ばれる幅広で平たいデザインが採用されており、障害物をいなすようにかわしつつも、適度にスタック感を演出することでバイトチャンスを演出します。
このルアーのもうひとつの特長が、マグネット式の重心移動構造です。キャスト時にはウェイトが後方に移動して飛行姿勢を安定させ、リトリーブに入るとマグネットで前方に固定されて低重心化。これによりアクション中のブレを抑え、直進性の高いリトリーブが可能になります。さらには、標準でフッ素加工されたフックを搭載しており、わずかなバイトも確実にフッキングへと持ち込む力強さも持ち合わせています。
マッシュボブの使い方
マッシュボブはその扱いやすさと高い障害物回避性能から、岸釣りでもボート釣りでも活躍の場が広がります。特に効果を発揮するのは、ストラクチャーの密集したエリアでのピンスポット攻略。あえて立ち木や石に軽くスタックさせることで、その外れ際にルアーの姿勢や動きが一瞬変化し、それがバスの本能を刺激してバイトを誘発します。
SRモデルはシャローエリアでのテンポよい攻略に適しており、水面下1m前後のレンジを効率よくサーチできます。MRモデルは1.5m前後まで潜行し、もう少し深めのカバーや水中ストラクチャーにもアプローチ可能です。スローリトリーブでもしっかりと泳ぎ切る安定性があり、ストップ&ゴーなどの変化をつけた巻き方にも対応します。
タフな状況下でも確実に攻めきれる性能を備えたマッシュボブは、まさに“仕掛けて獲る”クランクベイトとして、アングラーの引き出しを一段と豊かにしてくれるでしょう。狙いを定めた釣りに挑戦する際には、心強い味方となってくれるはずです。
マッシュボブのインプレ
ジャッカルのマッシュボブのインプレを紹介します。
# taka’s guide
波介川遠征🙌
日中はカバーに浮くのかと期待したものの、全然浮いて来ず…
レンジの落ちたバスをクランクで
ジャッカル「マッシュボブMR」
波介川の水深にこれまたピッタリでした✨ pic.twitter.com/KYz2TyRFZD— 赤松美陽(たかさん)🐟 (@takasan1216) March 17, 2021
@TranpoMizuno と遠征中
本日は小規模河川
オカッパリは撃ちから巻きまでこの1本の竿で済ませちゃいます。
リボルテージRV-C610M
予想以上にシロカキの濁りが酷くて大苦戦
夕方のフィーディングに滑り込みセーフで50upをキャッチ
ジャッカル【マッシュボブSR】
春の濁りにシャロークランク
旬ですな pic.twitter.com/qxC5JGui08— 赤松美陽(たかさん)🐟 (@takasan1216) March 15, 2022
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