バスフィッシングにおけるリアクションの釣りは、ルアーの存在を瞬時に認識させ、思わず口を使わせるスピードと刺激の融合が求められます。そんなリアクションメソッドを、より繊細かつ確実に実現するために誕生したのが「ティーエヌ38」です。コンパクトなボディに詰め込まれた先進のテクノロジーは、フィネスリアクションという新たな釣りの可能性を切り開きます。
ティーエヌ38の特徴
ティーエヌ38は、全長38mm、重量5.1gの超コンパクトサイズながら、抜群の飛距離と安定したアクションを兼ね備えたバイブレーションルアーです。特に注目すべきは、搭載されている「O.M.S(アウトメタルシステム)」で、これにより低重心設計と高いキャスタビリティを実現。ボディサイズに似合わない遠投性能を誇り、広範囲をテンポよく探る釣りが可能となります。
アクションレスポンスにも優れ、ストレートリトリーブ時には立ち上がりが非常に速く、水中でのバイブレーションが手元にしっかりと伝わる設計になっています。小型ながらも存在感のある波動は、リアクションバイトを狙ううえで非常に効果的です。
サウンド面でも、ティーエヌ38は新たなアプローチを採用しています。タングステンラトルをクリアボディに内蔵することで、専用設計の「TGハイサウンド」を実現。高音域で硬質なラトル音が広範囲に響きわたり、特にクリアウォーターやディープエリアでのアピール力が格段に向上しました。
また、フィネスアプローチが求められるタフコンディションに対応する「サイレントモデル」もラインナップ。音を発しないことで警戒心の強いバスにも違和感なくアプローチが可能となり、水中姿勢はオリジナルと同様に自然な状態を維持しています。サイレントとハイサウンドを使い分けることで、状況に応じた最適なアプローチが可能です。
ティーエヌ38の使い方
ティーエヌ38の使い方は非常にシンプルで、基本はストレートリトリーブでOKです。高速リトリーブにも対応するバランス設計で、水面下を一直線に泳ぎながらしっかりとした波動を発生させ、バスのリアクションを誘います。ショートバイトが多発する寒冷期やプレッシャーの高いフィールドでは、このコンパクトなシルエットと立ち上がりの速さが非常に有効です。
リフト&フォールでも強い効果を発揮します。立ち上がりが速いため、フォール後すぐにアクションが始まり、バスに見せる時間を最小限にしつつも強烈なインパクトを与えます。ボトム付近をタイトに攻めたい場合にも、スナッグレス性の高い設計が安心感を与えてくれます。
サイレントモデルは特にハイプレッシャー下での使用におすすめで、ラトル音を嫌うバスが多い場面ではその沈黙こそが最大の武器となります。朝夕のフィーディングタイムはもちろん、晴天無風といったタフな時間帯にも静かに、そして確実にバスにアプローチできるのが魅力です。
ティーエヌ38は、小さなボディに詰め込まれた高い実釣性能と汎用性を兼ね備えたバイブレーションルアーです。フィネスリアクションの決定版として、あらゆるフィールドでの釣果を支える信頼の一本となるでしょう。ハイサウンドとサイレント、二つの選択肢でバスを攻略する新たな戦略を、ぜひ体感してみてください。
TN38のインプレ
ジャッカルのTN38のインプレを紹介します。
福島県、山口県の後は岐阜県‼️
TN38でナイスバス🐟
遠征続きだけど、釣れると疲れが吹き飛ぶなぁ。明日はBフェス感謝祭! pic.twitter.com/PlIpb6AtIk
— 北村 大樹 (@Daiki_lure) September 30, 2023
「縦護岸、ハードボトム、激狭、プレッシャー過多、浅い」
これらの要素があるスポットでは、これから寒くなってくる季節に「TN38 サイレントモデル」のドンズバ‼️な出しどころです🔥
静かーに、そーっとバスの目の前に落としていきリアクションバイトを得れます😊… pic.twitter.com/wE6gBPQijc
— 水野 浩聡 (@Hiroaki__Mizuno) December 13, 2023
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