バスフィッシングにおいて、ルアーのアクションに「リアリティ」と「新しさ」が求められる昨今、これまでにない構造で注目を集めているのが「ジューブル」です。ソフト素材のナチュラルな波動と、ハード素材のシャープなアクションを融合させたハイブリッドバイブレーションとして、プロアングラー秦拓馬氏の徹底的な実釣検証から生まれたこのルアーは、まさに新感覚のリアクションベイトといえる存在です。
ジューブルの特徴
ジューブルは、金属製のヘッドとフレームに、柔軟なソフトボディを被せた独自の構造を持ち、全長52mm・6.4gというコンパクトサイズで設計されています。この“ハード&ソフト”のハイブリッドボディにより、ブルーギルなどのベイトフィッシュをリアルに再現したボディラインと波動を実現。ボディ全体が水をしっかりと押し、魚に違和感を与えずに強烈な存在感を放ちます。
そのアクションは、ただ巻きのステディリトリーブで一定のナチュラル波動を出すだけでなく、リフト&フォールによって逃げ惑うエビや小魚のような跳ねる動きを忠実に再現します。特にボトム付近での使用では、ソフトボディ特有の艶めかしい揺らぎと、金属ヘッドの振動が絶妙に絡み合い、リアクションバイトを誘発します。
また、秦拓馬氏がこだわった「波動の最適化」もジューブルならではの特性です。あえてボディを別パーツ構成にすることで、硬さや動きに個性を持たせ、ルアー全体のバランスを緻密に調整。さらに、リアフックの取り付け位置も選べる設計となっており、シングルフックからダブルフック仕様へのカスタマイズが可能です。これにより根掛かり回避性やバイト時のフッキング率を、フィールド状況に応じて自在に調整できます。
ジューブルの使い方
ジューブルは、基本的には一定速度でのステディリトリーブが効果的です。ブルーギルの幼魚が泳ぐような自然な波動を再現できるため、プレッシャーの高いフィールドやベイトサイズが小さい状況でも違和感なくバスにアピールできます。特に風が穏やかで、水中がクリアなときなど、バスの視覚的警戒が高いシーンでは、ソフト素材特有の“生っぽさ”が武器となります。
また、ボトム付近でのリフト&フォールは、エビや小魚が逃げる様子を忠実に演出できるため、リアクションバイトを誘う展開にも非常に有効です。底に落としてからロッドをチョンと煽り、フォールでゆっくり沈めるだけでもナチュラルなアピールができ、アングラーの技術を問わず高い釣果が期待できます。
ジューブルは、これまでのバイブレーションにはなかった独特の波動と、リアルなシルエットで新たな可能性を切り拓くルアーです。ハードとソフトの両面を取り入れたハイブリッド設計により、より幅広いシチュエーションへの対応力を持ち、攻めの釣りにもフィネスな攻略にも柔軟に対応します。一口サイズのその中に、最先端の工夫と実戦経験が詰まった、まさに次世代型のリアクションベイトといえるでしょう。
ジューブルのインプレ
ジャッカルのジューブルのインプレを紹介します。
ヘッドからボディーが取り外せる為、ヘッドとボディーで様々なカラーローテーションが出来る。ジューブルの楽しみの1つ😊 #ジューブル #ジャッカル pic.twitter.com/z4QPwroIzU
— 大島 聖也 (@seiyabass1213) January 22, 2020
ジューブルを、小刻みにリフト&フォールの繰り返しで「ズシンッ‼︎」と重みが^_^
フックはお尻側がいい感じです。
腹パンパンのいい魚でした。
ありがとう😊#ジューブル#ジャッカル #jackall@hatatakuma pic.twitter.com/IDW9KFrvYm— 川瀧 祥司 (@bebebe0910) February 1, 2020
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