コンパクトながらも力強いアピール力を秘め、野池や河川の奥深くに潜むデカバスを狙い撃つために開発された「リルラビット」。独特のテールアクションと汎用性の高さから、コンパクトなパドルワームの中でも異彩を放つ存在です。フィールドを問わず、特にブルーギルを捕食するバスへの効果は絶大で、多くのアングラーから厚い信頼を集めています。
リルラビットの特徴
リルラビット最大の魅力は、そのバルキーな扁平ボディと独自の“ラビットテール”によって生み出される圧倒的な波動です。無駄なパーツを排除し、コンパクトながらも存在感のあるボディは、オーバーハングやレイダウンの奥深くまでストレスなくスキッピングで送り込むことができ、ピンポイントでの攻略が可能となります。
ボディ素材には20%ソルト配合のウルトラソフトマテリアルが採用されており、フィッシュイーターが好む甲殻類成分も含まれているため、味と匂いによるナチュラルなアピールも備えています。耐久性も高く、ジグトレーラーとして使用しても裂けや破損を抑え、長く使えるのも特長のひとつです。
特徴的なラビットテールは、極薄のテールの先端に設けられた極厚ブロックによって構成されています。この形状が生み出すバイブレーションは、ロッドティップにまで伝わるほど強烈でありながら、僅かな水流やボトムの変化にも機敏に反応する繊細さも兼ね備えています。さらに、ボトムに着底した際には、極厚ブロックの重みでテールがスプリングバックし、復元するように跳ね上がることで、フォール後もアクションが止まることなくバイトチャンスを広げてくれます。
また、中央のスリットをカットすることで、ピッチの異なるアクションに変化させることができ、より複雑で魅惑的な動きを演出することが可能です。これにより、1本で複数の状況に対応できる柔軟性も持ち合わせています。
リルラビットの使い方
リルラビットは、テキサスリグやジグトレーラーをはじめとしたベーシックなリグとの相性が非常に良く、特にスローなフォールでテールのバイブレーションを活かす使い方が効果的です。コンパクトながらも存在感のある波動で、カバー奥に潜むビッグバスを引き出す力を持っています。
また、極厚ブロックによる浮力と水の掻き回し性能により、バジングやスイミングにも対応可能。トップ気味の攻略やリトリーブ主体の釣りでも、リルラビットの持つラビットテールアクションはその存在感を存分に発揮してくれます。バスが餌を無警戒に啄むようなシーンや、一目散に逃げるようなアクションを演出することで、リアクションバイトを誘発することができます。
フックのセットも、ボディに施されたセンタリングモールドによって正確かつ簡単に行うことができ、ストレスのない実釣が可能になります。バスのコンディションやフィールド状況に合わせて様々な使い方ができる、実戦派アングラーにとって欠かせない一尾です。
リルラビットは、繊細さと力強さを兼ね備えたソフトベイトとして、幅広いフィールドでデカバスに挑むための武器となってくれることでしょう。
リルラビットのインプレ
デプスのリルラビットのインプレを紹介します。
伊庭内湖エリート10月大会‼️
晴天、爆風‼️
冷え込みと夜中からの爆風で水温5℃低下😇
風裏をメインに、カバーの濃さでリルラビット1.2オンステキサス、ドライブビーバー3.5 5gテキサスを使い分けて3本4240gで2位でした😆
全身びしょびしょ
久しぶりの爆風疲れた😇 pic.twitter.com/luGVhrZHMJ— AT38LIFE (@AT_38_LIFE) October 20, 2024
釣れた〜
リルラビット1/2テキサス
ぜんぜん春じゃない🥺#deps pic.twitter.com/rE52HNHUxn— 荒川79.5 (@arakawa795) February 19, 2024
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