水中を切り裂くようなシャッドスタイルのアピール力と、マグナムクランクのパワーを融合させたブルバイソン400は、現代のフィールドに最適化されたマグナムサイズのシャッドクランクベイトです。全長140mm、重量50gという迫力のあるボディながらも、シャッド系特有の軽快な巻き心地と操作性を兼ね備えており、ビッグフィッシュを狙うアングラーにとってまさに頼れる一本となっています。
ブルバイソン400の特徴
ブルバイソン400は、今江克隆が初のJBトーナメントで準優勝を果たした際に使用していた巨大シャッド型プラグから着想を得て、IMAKATSUが現代の技術を駆使して再構築したルアーです。最大潜行深度は4.0mと、ディープレンジへのアプローチが可能でありながら、マグナムサイズとは思えないほど軽快な引き心地を実現しています。
その秘密は、シャッドスタイルのスリムなボディとスクエア形状の大型リップにあります。このリップは障害物回避性能に優れ、ウィードやブッシュへのスタックを防ぐだけでなく、スタックしてもロッドで軽くほぐすことで容易に回避できる“オートスタックレス機能”を備えています。この浮上時にはバイトが集中するタイミングでもあり、クランクベイト特有のリアクションバイトを狙うには最適です。
また、ボディ内部にはマグネット式重心移動システムが搭載されており、キャスト時にはウエイトが後方に移動して空気抵抗を軽減、逆風でもストレスなくロングキャストが可能です。琵琶湖のような広大で風の強いフィールドでも安定した飛距離を出せるため、より多くのスポットを効率よくサーチすることができます。
そして、ビッグウォブルとロールを組み合わせたアクションは、水中で強烈な波動とフラッシングを生み出し、遠くのバスにも強くアピールします。これはマグナムサイズのルアーならではの力でありながら、シャッドボディならではのスリムさが、フッキング率の高さにもつながっています。
ブルバイソン400の使い方
ブルバイソン400は基本的にただ巻きでその性能をフルに発揮します。中速〜高速のリトリーブでもルアーの姿勢が崩れることなく、しっかりとアクションを保ち続けるため、テンポの早い釣りでも安心して使えます。特に秋のマグナムクランキングシーズンでは、広範囲を手早く探る中で、圧倒的な波動と存在感でバスにリアクションを促す場面で効果を発揮します。
春先のプリスポーン期では、灌水ブッシュなどの複雑なカバー周辺を狙ったスロークランキングも有効です。高浮力ボディがスタックしにくく、万が一引っかかった場合でも止めて軽くロッドをあおることで回避できるため、カバー周りの攻めにも強く、バスが身を潜めるエリアにしっかりとアプローチ可能です。
リトリーブの速度変化やポーズを織り交ぜることで、バスのスイッチを入れるリアクションバイトも狙えます。スタックからの脱出直後や、浮上時のタイミングに集中してバイトが出る傾向があるため、その瞬間を見逃さず集中するのが釣果アップの鍵です。
ブルバイソン400は、パワー、精度、実用性を高次元で兼ね備えたマグナムシャッドクランクとして、トーナメントシーンからビッグフィッシュ狙いのアングラーまで幅広く支持されるポテンシャルを持っています。次世代のクランキングを切り開く一本として、フィールドにぜひ持ち込みたいルアーです。
ブルバイソン400のインプレ
イマカツのブルバイソン400のインプレを紹介します。
マグナムクランクサイズ感
上
ブルバイソン400
ショットオーバー7
ストーミーマグナム
ブリッツマグナム
キングコングシャッド
下 pic.twitter.com/FClLDkyrNk— メガネバス (@pyI1P3gHNIxfl6W) September 19, 2020
こうやってみるとデカイな
イマカツ ブルバイソン400 pic.twitter.com/zRPThhknmb— ベテ丸 (@detemal888) November 7, 2018