ワイルドハンチシリーズの中でも深いレンジをカバーし、抜群の実績を誇るのが「ワイルドハンチ8フッター」です。清水盛三プロのコンセプトに基づき設計されたこのルアーは、オリジナルのバイト誘発型アクションをそのままに、潜行深度約2.5メートルを狙える仕様に進化。水深のあるフィールドでの“巻きの釣り”において、バスに逃げ場を与えない圧倒的な攻撃力を持っています。
ワイルドハンチ8フッターの特徴
ワイルドハンチ8フッターは、オリジナルよりやや大型のボディを採用することで、飛距離と安定性が向上しています。重心移動機構を使わずに十分な飛距離を実現するために、計算されたボディ形状と前寄りに設置された2つの大粒タングステンウエイトによる低重心設計が施され、これによってスムーズな潜行とキレのあるアクションが両立されています。
また、このモデルの大きな特徴として「3Dハイパーリップデザイン」があります。しっかりと水をつかみ、ウォブリングとローリングを高次元で融合させたこのリップは、ただ巻きでもバイトを誘発し、ボトムノックやカバー回避も得意とする構造です。特にディープのティンバーやリップラップといったハードカバーをなめるようにすり抜ける性能は、深場でのクランクベイトとして理想的です。
ボリュームのあるボディは、視覚的にもアピール力が高く、同時に水を強く押す力も強化されています。これにより、濁りのある水域やローライト時でもしっかりと存在感を発揮し、広範囲のバスにアピールすることができます。
フックバランスにも細かな工夫が施されています。フロントフックを#5、リアを#4とし、フロントが暴れすぎず、リアでしっかりとフッキングさせる設計となっており、根掛かりのリスクを減らしながら高いフッキング率を確保しています。
ワイルドハンチ8フッターの使い方
このルアーが最も威力を発揮するのは、水深2〜2.5メートルのミドルレンジ。特にディープクランクが活躍する初夏から晩秋にかけては、ボトムノックや中層スイミングを使い分けることで、タフなバスを効率的に攻略することができます。
また、ウィードやロックエリア、沈みものなど複雑なボトムをトレースする際には、その高い障害物回避能力が大いに役立ちます。オリジナルモデルのクランクで反応がない場面でも、より深いレンジに潜らせられる8フッターを使うことで、思わぬバイトを得られることが少なくありません。
ロッドはミディアム〜ミディアムヘビークラスの6.6~7.6フィートのベイトロッドが最適で、ラインは12~16ポンドを基準にすることで、カバー周りやディープレンジでの操作性と耐久性を両立できます。
ワイルドハンチ8フッターは、ただのバリエーションモデルではなく、新たなレンジへのアプローチを可能にした“実戦型クランクベイト”です。幅広いシーズン、フィールドに対応し、攻めのクランキングをさらに深化させる1本として、信頼のタックルボックス入りを果たすことでしょう。
ワイルドハンチ8フッターのインプレ
エバーグリーンのワイルドハンチ8フッターのインプレを紹介します。
今日は府中湖へ!
夕方までノーフィッシュでしたが、たまたま入った場所で良い地形を見つけたのでワイルドハンチ8フッターで👍
沖は3mでブレイクが1.5m。沖から潜らせてきてブレイクのトップに当ててライジングで食わせました🤭
釣り方に気付くのが遅かった💦
ハンチシリーズ大好き😘😘😘 pic.twitter.com/WOvCuerT7W— バーニング佐竹 (@EG_satake) December 1, 2019
今年4本目の50up!ワイルドハンチ8フッターさすがすぎw pic.twitter.com/jbhopbp6I4
— 紅茶 (@RattleOnly) June 1, 2018