シャローエリアを中心に、春と秋のリアクションバイトを狙うなら外せない存在、それがM-1インスパイアミノーです。このルアーは、バルサミノーのようなキレのあるダートと、プラスチックボディならではのキャスタビリティを高次元で両立。スレたビッグバスのスイッチを強制的に入れる圧倒的なリアクション性能を備えたジャークベイトです。
M-1インスパイアミノーの特徴
最大の魅力は、他に類を見ないクイックでワイドなダートアクションです。これは、C.B.S.(カウンターバランスシステム)と呼ばれる独自の重心固定構造によって実現されています。2つのメインウエイトに加え、絶妙な位置に設けられたカウンターウエイトによって、ロッド操作に瞬時に反応するダート幅と姿勢の安定性を両立。これにより、左右に大きく飛びつつも水面に浮き上がりすぎることなく、ターゲットレンジを外さずにアクションさせることができます。
さらには、インサートプレートが内蔵されており、ダート時に鋭いフラッシングを発生。見つけにくい広範囲にいるバスにも存在感をしっかりとアピールできます。特に春のプリスポーン時期には、2トゥイッチ・ロングポーズという使い方が有効で、ルアーが浮き上がる寸前までの絶妙な浮力設計が、バイトのタイミングを逃さず引き出してくれます。
一方、誰でも簡単にロングキャストできる重心移動システム搭載モデルも用意されており、より広いエリアを手早く探る使い方に適しています。高音域のラトルサウンドを発生させることで、クリアウォーターでも高いアピール力を発揮し、視認性の低い状況でも効果的です。
このように、M-1インスパイアミノーはプラグ設計における細部へのこだわりが詰まっており、ジャークベイトとしてのアクション性能、キャスト性能、サスペンドバランスのいずれもが高いレベルで融合されています。水温7℃で超スローフローティングに設定されている点も、低水温期におけるバスの攻略を念頭に置いた精緻な設計の表れです。
M-1インスパイアミノーの使い方
基本的な使い方は、トゥイッチ&ポーズです。特に春先には、2回のトゥイッチの後に5秒ほどポーズを取ることで、産卵前のバスに対して効果的なリアクションバイトを誘発します。この時、ルアーがゆっくりと浮き上がろうとする挙動と、前のダートでのフラッシングが組み合わさり、まさにバイトトリガーとなる瞬間を演出します。
秋には、よりアクティブなアプローチが有効です。連続したトゥイッチやジャークをテンポよく入れた後、2~3秒のショートポーズを入れることで、フィーディングモードに入ったバスのスイッチを刺激します。
活躍のフィールドは非常に幅広く、水深3mまでのシャローエリア、ゴロタやウィードが絡むポイント、野池や小規模河川まで対応。プレッシャーの高いフィールドであっても、その独自アクションによって他のルアーでは反応しないバスを反応させる力を持っています。
リアクションで攻めたいとき、特に春と秋のシャローエリアでは、M-1インスパイアミノーが抜群の効果を発揮してくれるはずです。攻めのジャークベイトとして、ぜひタックルボックスに忍ばせておきたい一本です。
M-1インスパイアミノーのインプレ
エバーグリーンのM-1インスパイアミノーのインプレを紹介します。
午後3時間、集中して釣り
黄色い空ツンッと小さいアタリ
長めのポーズ後
M-1インスパイアミノー風が弱くなりトップでやっと、、
移動距離を抑えて点で誘う
ポチョッと控えめに
ベントミノー川スモール40up2匹で終了。 pic.twitter.com/mIV4PlDhIo
— ZKi (@opt0603) April 14, 2023
M-1インスパイアミノー固定ウエイト
サイレントカスタム
ナチュラルシャッド夜光貝 pic.twitter.com/CnTNbDbRNI— FD-CUSTOM BAITS (@kuroneko2_22) September 17, 2019