バスフィッシングにおけるシャッドプラグの魅力は、何といってもその食わせ能力の高さと対応力の広さにあります。しかし、その多くはスピニングタックルとライトラインを前提に設計されており、風の強い日やカバー周辺では扱いづらいという制限がありました。そんな課題を打ち破るべく誕生したのが「グランサーチャー55」です。従来のスモールシャッドの性能を継承しながらも、ベイトタックルでも使えるよう設計されたこのモデルは、シャッドプラグの新しい可能性を切り拓く存在です。
グランサーチャー55の特徴
グランサーチャー55の最大の魅力は、そのサイズからは想像できないほどの優れたキャスタビリティです。空気抵抗を抑えたコンパクトボディと、重心バランスに優れた内部設計により、スモールサイズながらベイトタックルでのロングキャストが可能になりました。これにより、風のある日でも遠投が決まり、今まで攻めきれなかったポイントにも余裕を持ってアプローチできます。
アクション面では、非常にタイトかつハイピッチな「ピリピリ系アクション」が特徴です。高速リトリーブでも姿勢が乱れることなく安定して泳ぎ続ける一方、超スローなリトリーブでもしっかりと水を掴んでアピールし続けます。この振動は明滅効果と残像を伴い、視覚的にもバスに強くアピールするため、リアクションバイトを誘発する力も抜群です。
また、スイミング姿勢はほぼ水平で、ただ巻きでもまるでベイトフィッシュが泳いでいるかのような自然なアクションを演出します。さらに、フローティング設定とロングリップにより、ボトムに沿って引くことも容易で、シャローエリアのハードボトムやストラクチャー周りを舐めるように攻略することができます。
搭載されたフックは、信頼性の高いフッ素コート仕様のEGトレブルマジック#10を前後に装備。小型ながらしっかりとしたフッキング性能を確保し、掛けたバスを確実にキャッチへと導きます。
グランサーチャー55の使い方
グランサーチャー55は、スピニング・ベイトの両方で扱えるのが大きな特長です。スピニングタックルでは、逆風下での遠投や、ライトラインを活かしてより深く潜らせたいときに有効。ラインスラックを活用したゆったりとしたスローリトリーブや、軽いトゥイッチによるフラつきアクションも自然に演出できます。
一方で、ベイトタックルを用いたアプローチでは、ショートキャストでテンポよく岸際を流す際や、カバー周りでの強めのファイトが求められる状況でその真価を発揮します。10lb程度の太めのフロロカーボンラインでもしっかりと潜り、アキュラシーの高いキャストでピンスポットを攻めることが可能です。ベイト特有の巻き感覚と操作性を活かしながら、ストレートリトリーブやストップ&ゴーといった基本的な使い方でも十分な釣果が見込めます。
その高いアクション性能とキャスタビリティ、そしてタフコンディション下でも安定して結果を出せる懐の深さから、グランサーチャー55はまさに“ベイトで使える本気のスモールシャッド”として、フィールド問わず活躍してくれるルアーです。ショアからでもボートからでも、シャッドをもっと自由に、もっと広く使いたいというアングラーにとって、非常に頼もしい一投になるでしょう。
グランサーチャー55のインプレ
エバーグリーンのグランサーチャー55のインプレを紹介します。
これは、スタッフやから言うてるわけじゃなくてグランサーチャー55ほんまにヤバイです❗️
欠点をどうやっても見つけられないレベル
もうこのレンジ泳がすシャッドだったら、これ以外投げる気にもならない(笑)
仮に違うメーカーから出るとしても、こっそり買い揃えるレベル…
お楽しみに😏 pic.twitter.com/hhK3C8auYI— バーニング佐竹 (@EG_satake) October 14, 2019
今日は(@putan0812 )さんと倉敷川❗️
昼までノーバイトで、なんとかバスエネミー2.9inをジグヘッドスイミングで使ってキャッチ😵
グランサーチャー55で小バスはたくさん釣れて楽しむ事はできました✨
結果だけ見れば、見つけてた濃いエリアで粘るべきだったけど、新しいエリアの可能性も見れたしOKかな pic.twitter.com/4hgravnlgf— バーニング佐竹 (@EG_satake) October 19, 2019