ダイワのリベリオン631MHRBのインプレ

バスフィッシングの現場で、カバー際のタイトな攻めに求められるのは、圧倒的な操作性と信頼できるパワーです。ダイワが生み出した「リベリオン631MHRB」は、そんなニーズに応えるための一本。MH（ミディアムヘビー）パワーと6フィート3インチのレングスを掛け合わせたこのモデルは、ショートレングスならではの取り回しの良さと、強靭なカバー攻略力を見事に融合させています。

リベリオン631MHRBの特徴

リベリオン631MHRBは、濃いウィードやストラクチャーに囲まれた過酷なフィールドでも、自在にルアーを撃ち込んでいける操作性を備えています。スティッフなティップが繊細なルアー操作を可能にしつつ、急激に立ち上がるベリーによって素早いアワセと強引なランディングをサポート。PEラインを組み合わせれば、フロッグゲームにも対応できるなど、パワー系ルアーの運用において高いユーティリティ性を発揮します。

ブランクには、ダイワの先進技術が惜しみなく投入されています。HVFカーボンを基材に、X45構造とBRAIDING Xという2つの補強技術を重ねることで、捻れを抑えた高精度なキャストと、ファイト中の安定した操作感を実現。この組み合わせにより、リベリオン631MHRBはパワーロッドでありながら、鋭いレスポンスと軽快な操作感を両立しています。

また、リールシートにはカーボンファイバーを使用したエアセンサーシートを採用。ベイトモデルでは、手元の情報をダイレクトに伝えるブランクタッチトリガー仕様が採用されており、感度とフィット感を両立。加えて、リベリオンシリーズの象徴とも言える橙色のアクセントが、漆黒のブランクに映え、スタイリッシュで力強いデザインを演出しています。

さらなる特長として、リベリオンナットと呼ばれる独自のアルミ製グリップナットが挙げられます。この堅牢なパーツは一日中ロッドを握り続けるアングラーに安心感をもたらし、ロッド全体の剛性にも一役買っています。

2020年に誕生したリベリオンシリーズは、従来のロッド設計に一石を投じる存在として登場しました。単なる個性派ではなく、複数の釣法に対応する柔軟性を持ち、マルチテーパー構造により、状況に応じたしなやかな変化を見せてくれるのがこのモデルの真骨頂です。

カバーを撃ち抜くための強さと、手元に伝わる繊細な感度。そして、操作性とスタイルの融合。リベリオン631MHRBは、まさに「反逆者」の名にふさわしい、攻めのロッドです。どんな過酷なフィールドにおいても、自信を持って立ち向かえる一本として、アングラーの戦略を支えてくれるでしょう。

リベリオン631MHRBのインプレ

ダイワのリベリオン631MHRBのインプレを紹介します。

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