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スラムドッグモンスターのインプレと使い方

トップウォーターの釣りにおいて、強烈なインパクトと存在感を放ちながらも、繊細な誘いでバスのスイッチを入れる。それを高次元で実現したのが、スラムドッグ・モンスターです。広大なビッグレイクやモンスタークラスのバスが潜むリザーバーで、真夏のハイスピードゲームを成立させるために生まれたこのルアーは、確かな集魚力と操作性を備えたビッグペンシルベイトとして、多くのアングラーに新たな可能性をもたらします。



スラムドッグ・モンスターの特徴

スラムドッグ・モンスターは、145mm・40gという大きなサイズながらも、操作時に無駄な重さを感じさせない軽快な使用感が魅力です。そのボディは、水面でのドッグウォーク時に強烈な水押しを生み出し、広範囲のバスにアピールします。とりわけ特徴的なのが、内蔵されたハイトーンの金属クラッカーサウンド。これは、池原ダムのモンスターハンター・黒崎健一氏が開発段階から徹底的にこだわり抜いた要素で、狡猾なフロリダバスでさえも反応せざるを得ないリアルな生命感を表現しています。

この金属音は、連続した高速ドッグウォークで水面にスプラッシュとともに響き渡り、追われるベイトフィッシュの緊迫感を演出します。また、ただ音が出るだけではなく、ポーズを入れた際にも微細な揺れに反応して明確なサウンドを発するため、移動距離を抑えたスロースケーティングでもバスをじっくりと引き寄せることが可能です。視覚、聴覚、波動という複数の刺激を組み合わせた、まさに“モンスターを仕留めるための一本”といえるでしょう。

スラムドッグ・モンスターの使い方

基本的な操作はドッグウォークです。キャスト後、水面でリズミカルにロッドを操作することで、左右へキレのある首振りアクションを展開します。この時、金属サウンドと飛沫が連動して、水面を逃げ惑うハスやアユのような演出が完成します。高速でテンポよく動かすことで、リアクションバイトを狙うのに非常に有効です。

一方で、移動距離を抑えた“ポーズ&ゴー”も高い効果を発揮します。スローなテンポでロッド操作を加え、時折長めのポーズを挟むことで、よりナチュラルかつじらすような誘いが可能になります。この時も、ルアー内部のラトルチェンバーが僅かな揺れに反応して音を出すため、バスを中層や離れた位置からでも浮かせてバイトに持ち込めます。

使用するタックルとしては、7フィート前後のMH〜Hアクションのベイトロッドが適しており、ラインは18〜20ポンドのナイロンラインが理想です。ただし、14ポンド前後のフロロカーボンラインとHアクションのロッドでもしっかりと操作できるため、専用タックルがなくても対応可能です。

スラムドッグ・モンスターは、状況に応じてアクションの強弱やテンポを調整することで、多様なフィールドに対応できる懐の深さを持ち合わせたビッグペンシルベイトです。圧倒的な存在感と金属音のインパクトを武器に、あなたの水面ゲームに革命を起こす一投となるでしょう。

スラムドッグモンスターのインプレ

イマカツのスラムドッグモンスターのインプレを紹介します。