レプリケーターは、ひとつのルアーでさまざまなアクションとスタイルを自在に操ることができる、まさに多機能型ビッグベイトの決定版です。3つの可変テールと3関節構造を組み合わせることで、従来のビッグベイトにはない汎用性とリアリティを実現。フィールドやバスの活性に応じて、自分だけの最適なセッティングを構築できるのが最大の魅力です。
レプリケーターの特徴
レプリケーターの最大の特徴は、3種類のテールを付け替えることで異なる泳ぎとアクションを引き出せる点にあります。標準装備のフラットテールを使用すれば、サスペンドセッティングによるナチュラルなS字アクションが展開され、静止中も微細に揺れ続けることで警戒心の強いバスにも違和感を与えません。ジャークを加えることで左右に鋭くダートし、狙った方向にきっちりと動かせる関節構造も特筆すべきポイントです。
ブーツテールセッティングに切り替えると、I字形のスイミングを中心とした巻きの釣りに完全対応。極スローでは尾のみを小さく揺らしながら進み、巻き速度を上げると関節部が振動し逃げる魚のようなアクションへと変化します。特にアゴリグシンカーと併用することで、ボトムをシェイクしながらじっくり誘うスタイルにも応用可能です。
さらに、ジャバロンテールを装着することでレプリケーターは4関節構造にアップグレードされ、体全体を震わせるようなシヴァーアクションを発生。表層でのデッドスティックや8の字トラップ、激しいジャークなど、ハードルアーの枠を超えたナチュラルな動きで食わせに持ち込めます。
これらのセッティングはすべてトリプルフック仕様を基本としていますが、視認性が高く賢くなったバスに対応するためのオプションとして、バッファローホーンフック(BHH)も搭載可能。BHHはサイドに装着するシングルフックで、フックの存在感を抑えながら高いフッキング性能を発揮します。
レプリケーターの使い方
フィールド状況やバスのコンディションに応じて、テールとフックの組み合わせを変えることで、様々な釣り方に対応できます。基本のフラットテール+トリプルフック仕様では、サスペンド気味のデッドスローフローティング状態で、ストラクチャーの際をスローにリトリーブしながらバスを浮かせて食わせる釣り方が有効です。
一方で、ブーツテールモードは「巻き」をメインにしたスタイルに最適。デッドスローで静かに引き波を立てるもよし、急加速と急停止を織り交ぜてバイトを誘発する「IS可変巻き」を駆使するのも効果的です。岩やウィードの影など、移動距離を抑えたいピンポイントではアゴリグシンカーとの併用でボトムをしっかりと攻められます。
ジャバロンテールモードでは、4関節が生み出す柔らかく艶めかしい動きがバスの本能を直撃。表層を静かに漂わせるデッドスティック、ジャークによる急激なダート、さらには「8トラップ」と呼ばれる岸際でのライン操作まで、幅広いテクニックを展開可能です。
さらに、BHHを活用すれば、複雑なカバー周りでもフックの存在感を抑えつつ、警戒心の強いバスにアプローチできます。板オモリによる浮力調整も可能なので、自分のスタイルに合わせた最適な調整ができる点も見逃せません。
多機能とリアルなアクションの融合により、あらゆるシーンで力を発揮するレプリケーターは、ビッグベイトに新たな価値を与える唯一無二の存在です。組み合わせ次第で無限の可能性を引き出せるこの一投が、次なるモンスターとの出会いを導いてくれるでしょう。
レプリケーターのインプレ
イマカツのレプリケーターのインプレを紹介します。
レイジーも大好きやけど
最近はこちらも
ハマっております、、🥹イマカツのレプリケーターε( ε ˙³˙) pic.twitter.com/B3gBodbHLY
— 釣りしてる人(あみです) (@ponta6067) August 20, 2023