バックスライド系クローワームのパイオニアとして知られる「ダイナゴン」が、アングラーからの熱い要望に応えてついに復活しました。その独自の形状と高比重設計、そして徹底されたカバー対応性能は、現代の複雑なフィールド環境においても圧倒的な使い勝手と釣獲力を誇ります。サイズは3インチと4.5インチの2種類をラインナップしており、それぞれに明確な役割と特徴が与えられています。
ダイナゴンの特徴
ダイナゴンの最大の魅力は、そのバックスライド性能とカバー対応力にあります。特に4.5インチモデルは、ヘビーソルト素材を使用することで自重が大幅にアップしており、逆さ付けのノーシンカーセッティングでは、45度という鋭角なバックスライドでカバーの奥深くまでルアーを送り込むことが可能です。この「バックスライドの鬼」と呼ばれる由縁は、まさにこの性能にあります。
また、その高比重が生む恩恵はバックスライドだけではありません。ヘビーテキサスリグで使用すれば、これまで攻略が困難だった濃いブッシュやゴミ溜まりへの貫通力が飛躍的に向上し、まさにパンチングリグの新たなスタンダードとも言える存在感を発揮します。
ダイナゴンのボディ形状にもこだわりが詰まっています。手足のような突起は、すべてカバーに引っかかりにくい角度で設計されており、複雑なストラクチャーの中でもストレスフリーなアプローチが可能です。さらに、これらの突起は水中でフレアし、明滅効果を発生させることで、バスに対してナチュラルかつ強力なアピールを行います。
ダイナゴンの使い方
ダイナゴンの使い方はそのサイズによって少し異なります。まず、4.5インチモデルはバックスライドを最大限に活かすために、ノーシンカーでの逆さ付けが基本。重みのあるボディが鋭角なスライドを生み出し、オーバーハングやレイダウンの奥に潜むバスを直撃します。さらに、パンチング用のテキサスリグとしても極めて優秀で、深いカバーを貫通させたい場面において非常に頼もしい存在です。
一方で3インチモデルは、バックスライド性能こそ持ち合わせていませんが、テキサスリグやダウンショットリグでの使用において抜群の効果を発揮します。プレーン素材を採用することで、よりナチュラルで張りのあるアクションが実現されており、小型ながらも生命感あふれるトリッキーな動きでバスを誘います。
復刻にあたっては、4.5インチモデルに深いフックスリットとフックポイントガードが新たに設けられ、さらに実践的な設計へと進化しています。また、どちらのサイズにもアゴコイルが付属しており、フックによるワームの裂けを防止し、長く使える耐久性も兼ね備えています。
ダイナゴンはただの復刻ではありません。バックスライド系ワームの原点としての遺伝子を残しつつ、現代のフィールドに合わせて進化を遂げた、高性能ワームの完成形です。カバー攻めの切り札として、フィールドでの活躍するでしょう。
ダイナゴンのインプレ
イマカツのダイナゴンのインプレを紹介します。
こんにちは! ついに今期初バス。
春っぽい個体ですかねー!
47センチ。もう少し頑張って来ます!
仕事空いてて良かったー。😊#グラビアアスオーロラ#カレイドスーパースタリオン#ダイナゴン#イマカツ pic.twitter.com/aIWGTWmtmB
— SSS (@sssbass) March 25, 2024
こんにちは☔
懐かしいシリーズ、その4は
琵琶湖南湖時代に釣った
最大のお魚です。
通称ロクマル🐟!
タックルは、エバーグリーン アマゾンフリップ70XH、
リール アブガルシア、
ライン 東レスーパーハイグレード フロロ18ポンド、ワーム イマカツのダイナゴン4インチで仕留めました🎣 pic.twitter.com/GmXTc4BEL6— ライトマスター (@1OYLJ8VYqb4wuNg) August 15, 2023