遠浅の浜辺やオープンウォーターで、繊細なライトリグを遠投し、バスとの駆け引きを楽しむアングラーにとって、信頼できる一本は欠かせません。そんな要望に応えるように生まれ変わったのが、ダイワ ハートランド722MLRSS-24です。名竿「ハマスピニングスペシャル」の遺伝子を受け継ぎながら、現代のテクノロジーを取り入れ、ロングレングス化によってさらなる性能を手に入れたこのモデルは、ハートランドの中でも特に洗練された一本として、注目を集めています。
ハートランド722MLRSS-24の特徴
ハートランド722MLRSS-24は、その名が示す通り、7フィート2インチのロングスピニングロッドとして設計されました。従来の「ハマスピ」に比べ4インチ長くなったことで、より優れた遠投性能を実現。特にノーシンカーやダウンショット、ジグヘッドといったライトリグを浜辺からキャストする際、飛距離と精度の両立が求められる場面で、その真価を発揮します。
新たに設計されたブランクは、ロングレングス化を感じさせない取り回しの良さと、キャスト時のしなやかな反発力、そしてルアーを操る際の繊細な操作感を実現しています。魚を掛けた後は気持ちよくロッドが曲がり込み、その曲がりは非常にスムーズで、美しい弧を描きながらも、しっかりと主導権を握れる粘り強さを持ち合わせています。
このブランク設計の要となっているのが、ダイワ独自の感性領域設計システム「ESS(エキスパートセンスシミュレーション)」です。ロッドに発生する復元力、すなわち「ひずみエネルギー」を数値化し、釣り人の感覚に近い形でブランク性能を最適化。これにより、より自然で直感的なロッド操作が可能になりました。
さらに、X45とX45フルシールドの二重構造が、キャストやファイト時のネジレを徹底的に抑制。特にブランク先端部分に強化が施されており、鋭いキャスト精度やフッキングの確実性が大幅に向上しています。また、TUBULAR POWER SLIMによって細身でパワフルなブランクに仕上がっており、見た目からは想像できない強さと粘りを感じさせてくれます。
ハンドル部分には、カーボンファイバーを採用したAIR SENSOR SEATを搭載。軽量で高感度、そして高剛性のリールシートは、長時間の使用でも疲れにくく、操作性を損なうことなく快適なフィッシングをサポートします。また、V-JOINTによって継ぎ目の歪みを最小限に抑え、ワンピースロッドのような美しい曲がりを実現しています。
ハートランド722MLRSS-24は、単にスペックが優れているというだけではなく、キャストのしやすさ、ルアーの操作感、魚とのやり取りといったバスフィッシングの一連の動作すべてにおいて、釣り人の「心地よさ」を追求した一本です。浜辺に立ち、風を感じながら一投一投に集中する。そんなシーンにこそ、このロッドの魅力が際立ちます。伝統と革新が融合したハートランドの新たな名作が、アングラーに新たな釣りの可能性を提示してくれることでしょう。
ハートランド722MLRSS-24のインプレ
ダイワのハートランド722MLRSS-24のインプレを紹介します。
津久井湖小バスのみ😇
今日はハートランドメインでやりました。722MHRB-19と722MLRSS-24のミドルレンジ2ピースロッド(リールも)。十分に楽しめますね。軽さとか感度はそれなりだけど投げやすいし、魚かけて楽しい😆 pic.twitter.com/BQbNBMGvBe— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) September 15, 2024
津久井湖。
46cm1.74kg、42cm、小バス5匹😆
エビシャッドキャロとドライブクローラー5.5ネコ。一番小さいのはボウズ逃れのグラビンバズ。発電による水位上昇で水が動き釣れた感じ。
最近リアルコントロールばかりだが、ハートランド722MLRSS-24でのネコは良い感じ。ハートランドは安くても良い竿。 pic.twitter.com/m18WdOGsiM— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) July 28, 2024
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