オカッパリでのビッグベイトゲームに新たな可能性をもたらすルアー、それがダイワのグラディカルです。現代のフィールドでは、ただ巻きによる直線的な誘いではバスを反応させにくくなっています。そこで開発されたグラディカルは、あえてただ巻きを排除し、限られたスペースでもバスを魅了できるグライドアクションに特化。監修を務めた佐々木勝也氏の経験をもとに、右から左、そして再び右へと生き物のように滑らかな動きを生み出す設計となっています。この独特なアクションにより、オーバーハングやアシ際といったカバー奥へのアプローチも容易になり、ピンポイントでの誘いが可能になります。
グラディカルの特徴
グラディカル最大の魅力は、リーリングだけで自在に生み出せる規則的なグライドアクションです。限られたキャスト範囲でもルアーを長く見せられるため、バスにアピールする時間が飛躍的に増加します。さらに、バラシの原因となるビッグベイト特有のテンション抜けを防ぐため、フックアイにはサクサススイベルを採用。魚の暴れに追随してフックの捻じれを防ぎ、フッキング率を高めています。フックには驚異的な貫通力を誇るサクサス加工が施され、ショートバイトや小さなアタリも逃しません。加えて、サイドフックアイとシンカーアイを搭載しており、状況に応じてカスタマイズ可能。特にフェザーフックとシンカーを組み合わせたボトム攻略チューニングは、サイトフィッシングでの喰わせ能力を大幅に向上させます。
グラディカルの使い方
グラディカルは、ただ巻きを避け、リーリングによる左右の滑らかなグライドで誘うのが基本です。竿を大きく振れない場所やオカッパリの狭いスペースでも、その場で小刻みにアクションを入れられるため、ストラクチャー周りやカバー際で威力を発揮します。カバーの奥やオーバーハングの下へ送り込み、移動距離を抑えつつ首振りでじっくりと見せることで、警戒心の強いバスにも口を使わせやすくなります。また、ボトム攻略を狙う場合は、サイドフックアイにフェザーフックを、シンカーアイにウエイトを装着し、スローシンキングに調整。これにより、ボトムで立たせた状態からの喰わせやフォールでのアプローチが可能になります。まさに現代のオカッパリシーンにおいて、攻めの幅を大きく広げるビッグベイトです。
グラディカルのインプレ
ダイワのグラディカルのインプレを紹介します。
護岸もアシ際もブッシュもアングラーの意思通りにバシッと通せるグラディカル⚡️ pic.twitter.com/2fZFpx9RLp
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) September 10, 2022
本日の霞ヶ浦水系🔥秋モード全開で極太がドドンっと‼️グラディカルの護岸出し入れとシュリンピードの高速トゥイッチ&フォールにて、素晴らしいクオリティの魚でした😄ビッグベイトゲームはやっぱ最高に楽しいなぁ🔥 pic.twitter.com/vf95S6fxVl
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) October 5, 2023