虫にもエビにも見える絶妙なシルエット、そして圧倒的な“毛”の存在感で、気難しいバスをもバイトに持ち込むことができるのが、ハイドアップの「コイケシュリンプ」です。COIKEシリーズ第4の刺客として登場したこのモデルは、過去にエラストマー素材で人気を博した先代モデルのDNAを引き継ぎながら、ソルト入りワーム素材で再構築。より扱いやすく、実釣性能が向上した万能型フィネスワームとして、再びアングラーの信頼を勝ち取っています。
コイケシュリンプの特徴
コイケシュリンプは全長65mm、重さ約3.2gという小型ながらも存在感のあるフォルムを持ち、その最大の魅力は「毛」による無数の微波動です。この“毛”は、わずかな水流やロッド操作でも繊細に揺れ、まるで生き物が水中で呼吸しているかのような自然なアクションを生み出します。これにより、アクションを加えなくてもバスを惹きつける能力が非常に高く、スレたフィールドやハイプレッシャーな状況でも高い効果を発揮します。
素材はソルト入りで、フォールスピードや水中での姿勢がより自然にチューニングされており、アピール力と食わせのバランスが絶妙に整っています。先代のエラストマー素材とは異なり、通常のワームと同様の扱いやすさがあるため、幅広いリグに対応可能です。推奨オフセットフックサイズは#1/0で、フックセットもしやすく、ファイト時の安定感にも優れています。
カラーラインナップは非常に豊富で、ナチュラル系からアピール系まで幅広く展開。アユやグリーンパンプキン、エビダッピなどの実績カラーから、ボンバーピンクやチャートグリーンゴールドフレークのような視認性重視のカラーまで、フィールド状況に応じて使い分けることができます。
コイケシュリンプの使い方
基本的な使い方としては、ノーシンカーでの使用が最も効果的です。カバーやシェードに静かに落とし、何もせずにそのまま放置するだけで“毛”が水をとらえ、自然にアピールしてくれるため、余計なアクションは不要です。特にサイトフィッシングでは、その静かな存在感がスレたバスに対して非常に有効です。
軽量ジグヘッドやダウンショットでの中層スイミングも効果的で、デッドスローに引いてくることで水中の“虫”や“エビ”をイメージさせるナチュラルな動きを演出できます。ネコリグやスモラバのトレーラーとして使えば、水中での微細な動きがさらなるアピール力を加え、バスの捕食スイッチを自然に入れることができます。
また、カラーローテーションによって、バスの反応が変わるのもこのルアーの面白いところ。クリアウォーターではシナモン系やグリパン系、濁った水ではチャート系やピンク系といった使い分けを行うことで、さらに釣果が伸びるはずです。
コイケシュリンプは、ただ巻くだけ、置いておくだけでも釣れるという“簡単さ”と、状況に応じて様々なリグで使いこなせる“深さ”の両方を兼ね備えた万能フィネスワームです。釣れない時間帯や、あと一匹が欲しいときの切り札として、タックルボックスに常備しておきたい一本です。
コイケシュリンプのインプレ
ハイドアップのコイケシュリンプのインプレを紹介します。
お盆はスタクロとコイケシュリンプあればバスには触れるかな👍#HIDEUP#pr pic.twitter.com/4FbzoSQGRY
— 羽山 陽翔 (@hinato1710h) August 12, 2025
線香あげのついでに、10何年ぶりに江川。
初めて子バス釣った場所✨で、このサイズは嬉しい💖コイケシュリンプでした🦐 pic.twitter.com/uhZG7R9kSK
— ぴろりQ (@piroriq) August 14, 2025