シマノのポイズングロリアス161L-BFSのインプレ

タフなフィールドで瞬時に反応し、次の一投へとスムーズに移行する――そんなテンポの良い釣りを求めるアングラーにとって理想的な1本が、シマノのポイズングロリアス161L-BFSです。ベイトフィネスの限界を突き詰めたこのモデルは、秒単位の手返しを可能にする俊敏な操作性と、繊細なルアーアクションを正確に演出できる高感度設計を兼ね備えています。競技志向はもちろん、日常のフィネスゲームを次のレベルに引き上げたいすべてのアングラーにおすすめのロッドです。

ポイズングロリアス 161L-BFSの特徴

ポイズングロリアス161L-BFSは、ベイトフィネススタイルに特化したモデルとして開発され、スピーディーなキャスト&リトリーブを最大の武器としています。ブランクスは非常にドライな設計で、手首だけの軽いモーションでもルアーがしっかりと飛び出してくれるのが大きな特長です。この操作感は、まさに“秒単位”の手返しを意識して設計されたもので、障害物が密集するカバー周りでもテンポよく探れるスピード感を生み出します。

また、BFS専用に設計されたフルカーボンモノコックグリップが、リグの挙動をダイレクトに手元へ伝えてくれるため、水中での微細な変化を敏感に察知することができます。この高感度設計により、リグが底に触れた感覚、障害物を乗り越えた瞬間、そしてわずかなバイトも逃さずフッキングへと持ち込むことが可能です。

ポイズングロリアスシリーズは、JACKALLとSHIMANOの共同開発により誕生し、常に先端技術を取り入れてきました。この161L-BFSも例に漏れず、スパイラルXコア、アルティメットブランクスデザイン(UBD)といった技術が惜しみなく注ぎ込まれています。UBDによる精緻な設計は、ティップ、ベリー、バット各部の素材配置にまでこだわっており、負荷移行の滑らかさと高い操作性を実現しています。

さらに、このモデルのためにリバースフレアシェイプのグリップ形状が新たに採用されました。ベイトフィネスのように手首を駆使したキャストにおいては、グリップエンドが一瞬だけ体に触れる動きが多くなりますが、従来のフレア方向とは逆に開いた天面形状により、そのキャスト動作をより自然に、そして確実にサポート。テンポの良い釣りをより正確で効率的なものに仕上げています。

このように、ポイズングロリアス161L-BFSは、細部にまで実釣性能を追求した設計が光るモデルです。トーナメントシーンだけでなく、日常のフィネスフィッシングにおいても、アングラーの思考と動きを忠実に再現し、結果につなげてくれる存在。速さと精度、そして感度を武器に、限界を超える一竿としてその真価を発揮してくれるはずです。

ポイズングロリアス161L-BFSのインプレ

シマノのポイズングロリアス161L-BFSのインプレを紹介します。

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