19スティーズct sv twのインプレ

ベイトリール

極限までの軽量化と強靭さを両立し、ベイトリールの新たな領域を切り開いた「ダイワ 19スティーズ CT SV TW」。コンパクトかつタフをコンセプトに、従来のバーサタイルモデルを凌駕する精度と操作性を備え、軽量リグからビッグベイトまで幅広く対応する次世代バーサタイルマシンとして登場しました。

ダイワ 19スティーズ CT SV TWの特徴

19スティーズ CT SV TW最大の魅力は、何と言っても搭載されたφ30mmという超小口径のCT SVスプールにあります。ダイワ史上最小径を誇るこのスプールは、G1ジュラルミンを素材に採用することで極限まで軽量化され、かつ優れた剛性を確保しています。そのため、5gを下回るような超軽量リグでも立ち上がりが早く、トップスピードに達するまでのレスポンスは驚異的です。これにより、スピニングタックルの領域ともいえる軽量リグのキャストが、ベイトリールで可能となり、新たな戦略の幅をアングラーにもたらします。
さらに、CT SVスプールは軽量ルアーへの対応だけでなく、太糸を使用したヘビーカバー攻略にも対応する高い耐久性を誇ります。10〜14lb.ラインを中心に、場合によっては6〜8lb.で繊細な攻めを展開できる一方、16lb.以上の太糸を用いてカバー周りでのパワーフィッシングにも活躍するなど、その守備範囲の広さはまさにバーサタイルの真髄です。スプールの糸巻き量も実用十分な10lb.で80mと、現代バスフィッシングに求められるスペックを備えています。
また、TWS(T-WING SYSTEM)を搭載している点も特筆すべきポイントです。キャスト時には大開口のT字型ラインガイドがスプールの回転に伴うライン放出を妨げず、飛距離を伸ばしながらもトラブルを軽減します。さらにフォール時のスムーズなライン送り出しや巻き取り時の正確なレベルワインドが、バックラッシュリスクを大幅に低減し、ストレスフリーな釣りを実現しています。
ブレーキシステムには、エアブレーキシステムを採用。ピッチングなど低回転域ではインダクトローターが飛び出さず、キャスト初速が低い状況でも高精度なコントロールが可能です。フルキャスト時にはしっかりとブレーキが効き、トラブルレス性能を最大限に発揮。ゼロアジャスター機構と合わせて、様々なルアーに対して細やかなセッティングが行える点もアングラーにとって大きな魅力です。
さらに、このリールは手の平にすっぽり収まるほどコンパクトで、パーミング性能にも優れています。軽量ながら剛性が高く、どのようなグリッピングスタイルにもフィットするエルゴノミックなデザインが、長時間の使用でも疲れにくく、集中力を持続させてくれます。
ギア比は6.3、7.1、そして8.1と幅広くラインナップされ、巻き物から撃ち物まで用途に応じた選択が可能。巻き取りスピードも59cmから76cmと多彩で、現場の状況に即応できるのが強みです。ハンドルも80mmというコンパクト設計で、取り回しの良さとパワーを兼備しています。
ダイワ 19スティーズ CT SV TWは、スティーズシリーズが築き上げてきた高性能と信頼性をさらに進化させた存在です。軽量リグを自在に操る感度と、ビッグベイトも対応可能な剛性を持ち合わせたこのリールは、現代のタフなバスフィッシングシーンにおいて、まさに次世代のバーサタイルリールとしてアングラーの期待に応えてくれることでしょう。

19スティーズct sv twのインプレ

ダイワの19スティーズct sv twのインプレを紹介します。

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