ダイワの24スティーズSVTW100のインプレ

ベイトリール

バスフィッシングにおけるDAIWAの頂点を象徴するスティーズシリーズに、新たな幕開けを告げる「24スティーズ SV TW 100」が登場しました。バーサタイル性能を極限まで高めるべく誕生した第三世代スティーズは、妥協を許さないアングラーたちの手に、かつてない快適性と操作性をもたらします。

24スティーズ SV TW 100の特徴

24スティーズ SV TW 100は、長らく空白だったスティーズシリーズのスプール径32mmという領域を埋める存在として誕生しました。これまでφ28mmのAIR、φ30mmのCT、φ34mmのLIMITEDやAⅡ、φ36mmのHLCと多彩な顔ぶれを揃えてきた中で、まさにその中間に位置するこのモデルは、次世代のバーサタイル性能を象徴するマスターピースと言えるでしょう。
本機の心臓部ともいえるのが、新開発のG1ジュラルミン製φ32mm SV BOOSTスプールです。このスプールは、高強度でありながら軽量というG1ジュラルミンの特性を活かし、回転レスポンスを極限まで高めています。さらにSV BOOST機構の搭載により、キャスト初期には強いブレーキ力でバックラッシュを防ぎながらも、後半にかけてブレーキを緩め、飛距離を伸ばすという巧みな制御を実現しています。これにより、軽量ルアーから重量級まで幅広いルアーに対応し、まさに「投げる楽しさ」を倍増させるリールとなっています。
また、本モデルは従来のメカニカルブレーキを廃止し、完全なサブブレーキレス構造へと進化しました。これにより、アングラーはMAGFORCEブレーキダイヤルのみで調整を完結でき、複雑な設定を必要とせず、直感的に最適なキャストが可能になります。オイルインジェクションキャップの採用によって、ピニオンギア部への注油も容易になり、メンテナンス性も大きく向上しました。
耐久性と軽量化の両立を可能にしたのが、HYPERDRIVE DESIGNです。フレームとギア側サイドプレートにはマグネシウムを採用し、ダイヤル側のセットプレートにはアルミニウム合金を用いることで、剛性と軽量性を高次元で融合させています。結果として、本体重量はわずか160gと非常に軽量でありながら、パワーゲームにも対応する剛性を備えています。
巻きの性能も格段に進化しており、HYPERDRIVE DIGIGEARとHYPER DOUBLE SUPPORTが、強靭で滑らかな巻き心地を提供します。ピニオンギアを両端からボールベアリングで支持することで、負荷がかかる状況でも軽快な巻き上げが維持され、ストレスのない釣りを可能にします。
TWS(T-WING SYSTEM)も新たに最適化され、ライン放出抵抗を大幅に低減。無抵抗範囲が拡張されることで、飛距離アップはもちろん、低弾道での正確なキャストを容易にしています。また、DLCコーティングによる摩擦低減効果も相まって、キャストの快適さが格段に向上しました。
ギア比は6.7、7.8、8.5の3タイプを揃え、巻き物から撃ち物、さらにはハイスピードゲームまで幅広く対応。ハイグリップIシェイプライトノブの採用で操作性も抜群です。
24スティーズ SV TW 100は、DAIWAが長年培ってきた技術とノウハウを結集した、まさにバーサタイルの極みともいえる一台です。投げ、巻き、操作、すべてにおいて次のステージを切り拓くリールとして、バスフィッシングの最前線で輝きを放つことでしょう。

24スティーズSVTW100のインプレ

24スティーズSVTW100のインプレを紹介します。

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