フィネススタイルの繊細さと、パワーゲームの力強さ。この両立を求めるアングラーにとって、理想的な選択肢となるのがシマノのゾディアス167M-Sです。ミディアムクラスのしっかりとしたバットパワーに、ソリッドティップという非常に繊細な感知能力を備えたこのモデルは、ベイトフィネスとの中間的な性格を持ち、様々なフィールドに対応する柔軟性を発揮します。
ゾディアス167M-Sの特徴
ゾディアス167M-Sは、ベイトロッドでありながらソリッドティップを採用したことで、水中のわずかな変化をも捉える感度を実現しています。特にカバー周りやストラクチャーの際どいアプローチにおいて、その繊細なティップが魚の小さなバイトを明確に伝え、確実なフッキングをサポートします。また、ティップ部分のしなやかさがバイト時の喰い込みを自然に促し、違和感を与えることなくバスを誘い込むことが可能です。
このモデルのブランクスには、シマノ独自のハイパワーX構造を採用しており、キャスト時のネジレを抑え、狙ったポイントへとルアーを正確に送り込む性能を備えています。また、ファイト時にはロッド全体の強度がしっかりとパワーを受け止めるため、ストロングなやり取りにも十分に対応できます。ソリッドティップとのバランスをとるためにミディアムパワーのバットが組み合わされており、ただ繊細なだけでなく、しっかりと魚を獲るためのパワーも兼ね備えています。
グリップ部にはカーボンモノコック構造を搭載。従来の構造と比べて約30%感度が向上しており、振動や変化が手元によりクリアに伝わります。この構造は軽量化にも大きく寄与しており、長時間の使用でも疲れにくく、アングラーの集中力を保ちやすい設計となっています。リアグリップ部には品番が表示されており、タックルの持ち替え時やセッティング時にも直感的に識別できるよう工夫されています。
ルアー操作においても、このロッドは高い操作性を誇ります。軽快なキャストフィールとティップの追従性により、小型のジャークベイトやスモールラバージグなどの繊細な操作がしやすく、なおかつラインスラックを利用したナチュラルなアプローチも容易です。フィネスとパワーの境界を求めるシーンにおいて、ゾディアス167M-Sは他にはない独自のバランスを提供してくれます。
価格は税別で19,200円から22,200円と、ハイエンドロッドに迫る機能性を持ちながら、手の届きやすい価格帯である点も魅力です。ベイトフィネスだけでは心もとないが、ヘビーパワーでは過剰というフィールドやターゲットに対して、このミディアムソリッドモデルは絶妙な選択肢となるでしょう。ゾディアス167M-Sは、感度、パワー、携帯性のすべてを兼ね備えた新たなスタンダードとして、多くのアングラーに支持される一本です。
ゾディアス167M-Sのインプレ
シマノのゾディアス167M-Sのインプレを紹介します。
2/16気温0℃寒い😨またシンペンチニングへ、腹ペタが多い乗っこみ走りマチヌ15キャッチ(一枚脱走)本当にこの大潮で魚動いてますね。強風でしたが、場所選択次第で何とかなる。また風遮る狭い三面護岸では、ゾディアス167M-Sが活躍した。#パンチラインマッスル95 #バレンテ115S #トライデント115S pic.twitter.com/Dpajva62zC
— チヌ釣り@tai (@tai61992253) February 16, 2022
ゾディアス167M-sはガチ#今年買ってよかったもの pic.twitter.com/KwvHyS7PDg
— 田んぼに導かれし者 (@kwsk0508) November 26, 2020
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