バスフィッシングにおいて、ひとつのロッドであらゆる状況に対応できるバーサタイル性は、アングラーにとって大きな武器となります。シマノのゾディアス166MHは、まさにその理想を体現したミドルレングスモデルです。扱いやすさと高い汎用性を両立しながら、感度やパワー、操作性といった基本性能を徹底的に磨き上げた一本として、多くのフィールドで活躍するポテンシャルを秘めています。
ゾディアス166MHの特徴
ゾディアス166MHは6フィート6インチ(約1.98メートル)のミドルレングスで設計されており、陸っぱりからボートまで幅広いシーンに対応するバーサタイルなロッドです。MH(ミディアムヘビー)パワーを備えているため、10g前後のワームから30gクラスのプラグまで、多彩なルアーにしっかりと対応できます。この絶妙なパワーバランスにより、シャローカバーの打ち物や、オープンウォーターでの巻き物など、バスフィッシングのさまざまな戦略を高いレベルで実践することが可能です。
ゾディアスシリーズの最大の魅力であるカーボンモノコックグリップももちろん搭載されています。この構造は、グリップ部分を中空のカーボン一体成型にすることで、水中のわずかな変化をも逃さず手元に伝達します。従来のロッドと比べて約30%感度が向上しており、たとえばボトムの質感やベイトの動き、バスのアタリまでをダイレクトに感じ取ることができます。この高感度性能は、より戦略的な釣りを可能にし、ヒットチャンスを確実にものにする助けとなるでしょう。
さらにブランクスには、キャストやファイト時のねじれを抑える「ハイパワーX」構造を採用。ロッドの表面にカーボンテープをX状に巻き付けることで、ブランクスの剛性とレスポンスを高めています。これによりルアーの飛距離とコントロール性能が向上し、フッキング時の力の伝達効率もアップ。大型バスとのファイトでも、しっかりと主導権を握ることができます。
ロッド全体の軽量化にも注力されており、リールシートにはカーボン強化素材CI4+を用いた「パーフェクションシートXT」を搭載。握りやすさとパワー伝達性を保ちながら、無駄な重さを削ぎ落とした設計は、長時間の釣行でもストレスを感じさせません。実用性と感度、軽量性を高次元で融合させたこのロッドは、まさに現代のバスフィッシングに求められる機能を網羅しています。
価格帯は税別で19,200円から22,200円と、性能を考えると非常にコストパフォーマンスに優れた設定となっており、初心者からベテランアングラーまで幅広い層におすすめできるモデルです。ゾディアス166MHは、その名にふさわしい感度と信頼性を持ち、あらゆるフィールドでアングラーの期待に応えてくれる一本です。
ゾディアス166MHのインプレ
シマノのゾディアス166MHのインプレを紹介します。
今回、購入したゾディアス166MH-2
自重105gという驚異の軽さと共に、66(1.98cm)のレングスがおかっぱりでも使いやすそう。
使うのが楽しみ❗ pic.twitter.com/ILHxNxn0Ok
— きらりあっと (@82bbyy1) May 1, 2021
竿かなぁ…?
シマノ ゾディアス166MH
シマノ ゾディアス168L-BFS
シマノ スコーピオン1703R pic.twitter.com/YbVvGZi9tK— きつね主任 (@kitsu_negi_chan) December 28, 2021
コメント