シマノの新たなフリースタイルロッド「レサト1703R-2」は、ジグやワーム、小型のビッグベイトなど、パワー系ルアーを自在に操るために設計された一本です。陸っぱりからボートフィッシングまで幅広く対応し、ショア・オフショア問わず高いパフォーマンスを発揮するロッドとして、2025年の登場を前に注目を集めています。特に強調したいのは、その粘り強さと、使用シーンに応じて変化する柔軟な構造です。
レサト1703R-2の特徴
レサト1703R-2は、3番パワーのベイトロッドとして、特にバスやロックフィッシュ、ショアシーバスといったパワーファイトが求められる釣りに最適な設計が施されています。スパイラルXコアとハイパワーXによって強化されたブランクスは、ねじれとつぶれを抑えながら、キャストからファイトまで安定した操作性を実現。ファイト時にはロッドがしっかりと粘り、魚の突進を受け止める柔軟性を備えているため、大型魚とのやり取りでもアングラーにかかる負担を軽減します。
このロッドのもう一つの大きな魅力が、全モデルに標準装備されたエクステンショングリップです。リールを装着したままグリップを150mm延長できるこの機構は、キャスティングとジギングの両方に柔軟に対応可能な「LENGTH SWITCH SYSTEM」として注目されています。これにより、状況の変化に応じて即座にロッドのスタイルを切り替えることができ、フィールドでの選択肢を格段に広げてくれます。たとえば、ショートグリップでのキャスティングゲームから、ロンググリップでのバーチカルジギングへとスムーズに移行できるため、一日を通して多彩な釣りを一本で完結することが可能です。
また、リールシートには高剛性かつ握りやすいシームレスファイティングシートCI4+を採用。ファイト時のグリップ感を向上させ、長時間の使用でも疲れにくい設計が施されています。さらに、オールチタンフレームガイドの軽量性によってロッドバランスが最適化され、振り抜きの鋭さやルアー操作時のレスポンスも良好です。
デザイン面でもレサトは高い完成度を誇ります。落ち着いた金属感のある漆黒のボディは、室内でタックルを眺めるひとときまでも特別なものにしてくれます。専用ロッドケースには緩衝材が入っており、遠征や飛行機移動の際も安心して持ち運ぶことができます。
レサト1703R-2は、剛性としなやかさを併せ持つことで、アングラーをアシストする「柔のロッド」として新しいスタンダードを築いています。幅広いターゲットやスタイルに対応できるその汎用性は、初心者からベテランまで、多くのアングラーにとって頼れる一本となることでしょう。シマノが追求した粘りとタフネスの融合、それがこのレサト1703R-2の真価です。
レサト1703R-2のインプレ
シマノのレサト1703R-2のインプレがなかったのでレサトシリーズのインプレ動画を紹介します。
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