バスフィッシングにおいて、ヘビーカバー攻略は経験や技術が問われる難所の一つですが、その壁を打ち破る新たな一手として注目されているのがバウンティーフィッシュです。このソフトベイトは、ストラクチャーの中に潜むビッグバスを狙うための多彩な性能を備えており、特にピンポイントでのアクションが求められる場面で力を発揮します。扱いやすさと高いカバー回避能力を兼ね備えた設計により、初心者からトーナメント志向のアングラーまで幅広く活用できます。
バウンティーフィッシュの特徴
バウンティーフィッシュは、158mmと140mmの2サイズ展開で、それぞれのサイズに合わせたフックセッティングが可能です。最大の特長は、ジョイント部に復元力のないネットを使用した「ネットジョイントシステム」にあります。これにより、わずかなロッド操作でドッグウォークアクションを演出でき、狭いスペースでも自在にルアーを動かすことができます。また、水面に浮かせたままでも自発的に動くテールは、風や水流を捉えてナチュラルに誘い続け、バスのバイトを誘発します。
さらに、ボディ全体に施されたマルチリブ構造は、広く深い間隔で設計されており、水をしっかりと掴んでアクション時の移動距離を抑えます。これにより、限られたスポットでも繊細な誘いが可能となり、ストラクチャーに潜むバスを効率的に狙えます。
高浮力マテリアルも特徴の一つで、ノーシンカーでの使用時にはフローティング設定になっており、水面直下を漂わせる戦略的なアプローチが可能です。必要に応じてネイルシンカーを挿入すれば、スローシンキングにも対応でき、状況に応じた柔軟な使い分けができます。
また、先端部にはノットガード機能があり、ラインアイを内部に押し込んで結び目を隠すことで、複雑なカバーでも引っ掛かりを最小限に抑えます。フックセッティングにおいても、アゴ部の突起を目印にすることで安定した装着が可能です。
バウンティーフィッシュの使い方
バウンティーフィッシュは、主にノーシンカーリグでの使用が推奨されており、そのままでもフローティングする高浮力を活かした水面直下のアプローチが基本となります。ロッドを小刻みに操作することで、ルアーが左右に首を振るドッグウォークアクションを展開し、ピンポイントでの誘いが可能です。
風や水流のある日には、ロッド操作を加えずとも、テールが自然に揺れる「デッドスティッキング」で魚を誘うことができ、フィネスな釣りにも対応します。カバー周辺ではノットガードの効果により、スムーズなすり抜けが可能なため、タイトな攻め方も安心して行えます。
さらに、状況に応じてネイルシンカーを挿入し、スローに沈ませることで、バスのレンジに合わせた立体的なアプローチが可能になります。シチュエーションに応じたリグの変更やアクションの工夫により、バウンティーフィッシュはあらゆる場面で確かな戦力となってくれるルアーです。トーナメントでも使用可能なFeco認定を受けている点も、安心して使えるポイントの一つです。
バウンティーフィッシュのインプレ
ジャッカルのバウンティーフィッシュのインプレを紹介します。
表層付近を泳ぐベイトめがけてキャスト… 高速ドックウォーク…
油断してた…
ベイトに付いてますねー🥲#jackall#バウンティーフィッシュ pic.twitter.com/stZUUNOxPm
— 砂押 友也 / Tomoya Sunaoshi (@jackall_tomoya) March 25, 2021
春のサブサーフェイスゲーム🌸
本気喰い。まじミサイルバイト🚀💫【バウンティーフィッシュ】のポテンシャルはヤヴァイです。
スキッピング性能は間違いなく過去ナンバーワン☝️#jackall#revoltage#バウンティーフィッシュ#砂押友也 pic.twitter.com/8e5oMPQevL— 砂押 友也 / Tomoya Sunaoshi (@jackall_tomoya) April 5, 2021
コメント