ブルーギルパターンが主流となる琵琶湖・南湖において、リアルなフォルムと弱ロール波動で確実にバスを仕留めるために開発されたのがリアライザーです。このルアーは、サーチベイトとしての基本性能を備えつつも、過度なアピールを控えたナチュラルな動きで、警戒心の強いビッグバスにも口を使わせることができるミドルランナーです。
リアライザーの特徴
リアライザーは113mm・約1.8ozという大きめのボディに、精密に計算された内部構造とディテールが詰め込まれています。リップには耐衝撃性に優れたポリカーボネート素材を採用し、ウィードをかわしやすく、なおかつリトリーブ抵抗を軽減する設計となっており、スローから超高速まであらゆる巻きスピードに対応できます。体高のあるラウンドボディから発生する弱ロール波動は、ギラつきすぎないナチュラルなフラッシングで、プレッシャーの高いエリアでもバスに違和感を与えません。
また、リアルフィニッシュボディはブルーギルのウロコや胸ビレまで緻密に再現されており、水中での存在感はまさにベイトそのものです。フェザーフックも標準装備されており、浮上時にヒレのようになびくことでリアルさが増し、ルアーの存在を見切らせません。しかも、フックを隠す効果もあるため、違和感なくバスの吸い込みを誘発します。
リアライザーの使い方
リアライザーは、広大なフラットウィードやウィードパッチ、マンメイドストラクチャー周辺で特に効果を発揮します。通常、こうしたエリアではバイブレーションプラグなどのハイアピール系ルアーが使用されがちですが、プレッシャーがかかったモンスタークラスのバスには警戒されやすくなります。リアライザーは、ナチュラルな波動で広範囲を探れるため、スレた魚にもアプローチしやすく、ロングキャストからのスローリトリーブでも十分なアピールが可能です。
また、ウィードやカバーにコンタクトした際には、あえてその場でステイさせたり、ゆっくり浮かせることでブルーギルの動きをリアルに演出できます。これにより、バスが違和感なく口を使うタイミングを逃さず、より確実にバイトを誘発します。
高い直進性とナチュラルアクション、さらにキャスタビリティにも優れたリアライザーは、ただのブルーギル系ミドルランナーではなく、ハイプレッシャー化が進むフィールドにおいて確実に獲るための一本として、持っておくべきルアーです。風や波で水面が荒れ、トップへの反応が悪いときほど、このルアーの真価が発揮されます。
リアライザーのインプレ
デプスのリアライザーのインプレを紹介します。
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