トップウォーターゲームの世界に新たな一石を投じる存在として注目を集めているのが、「ウォッシャークローラー フカフカ」です。明石光正氏とノリーズによるコラボレーションから生まれたこの大型ウッドプラグは、「ベジテーション」シリーズの第四弾として登場し、これまでのトップウォータープラグにはなかった独自のタテ波動アプローチでバスの捕食本能に訴えかけます。デッドスローでの使用でも、圧倒的な集魚力を発揮する設計は、スレたバスやプレッシャーの高いフィールドでも確実にアピールできる頼もしい存在です。
ウォッシャークローラー フカフカの特徴
ウォッシャークローラー フカフカの最大の特長は、独自の“フカフカシステム”にあります。このシステムは、一般的なルアーに見られる回転するブレードとは異なり、スプリットリングを介して装着されたブレードが左右に大きくスイングすることで、ボディを下方向へ引き込むようなタテ波動を発生させます。この動きは、静かに漂うベイトフィッシュのように自然で、それでいて強烈に魚を惹きつける力があります。
また、特殊な形状にベンディングされたウイングも見逃せないポイントです。見た目は従来のウォッシャークローラーに似ていますが、手前への移動を最小限に抑えながらも、細かく連続的に波動を生むようリセッティングされています。これにより、限られたスペースでも高密度のアピールが可能となり、より精度の高い攻めが実現します。加えて、キャスト時にはウイングが自動的に閉じるマウント機構も採用されており、飛距離とキャスタビリティにも優れた仕様となっています。
83mmのコンパクトなサイズながら、30gクラスの重量を持ち、ウッド素材ならではの質感と浮力も健在。16〜25lbラインとの相性も良好で、ヘビーカバー周辺でも安心して使える耐久性を備えています。
ウォッシャークローラー フカフカの使い方
ウォッシャークローラー フカフカの基本的な使い方は、デッドスローリトリーブが中心となります。ラインテンションを保ちながらゆっくりと引くだけで、“フカフカ”アクションが自然に発動し、ブレードの揺れとタテ波動がバスを強烈に誘います。このアクションは、スレたバスや低活性時の個体に対しても効果が高く、静かな水面でじっくりと見せる釣りに最適です。
加えて、通常のリトリーブではウイングによるクロールアクションが展開され、活性の高い魚に対しても強くアピール可能です。さらに、ブレードがボディと接触することで発生する金属音も、広範囲へのアピールを助け、視覚と聴覚の両面からバスを引き寄せます。
狙いどころは、オーバーハングやカバーの隙間、さらにはオープンウォーターでの誘い出しまで幅広く対応。コンディションを問わず、繊細かつ力強いアプローチができるのがこのルアーの最大の魅力です。
ウォッシャークローラー フカフカは、タテ波動という新たな武器を手にしたことで、これまで以上に多彩な状況に対応することができるトップウォータープラグです。その静かで力強い存在感を、ぜひフィールドで体感してみてください。
ウォッシャークローラーフカフカのインプレ
ノリーズのウォッシャークローラーフカフカのインプレを紹介します。
田辺さん!
ウォッシャークローラーフカフカ!
めっちゃ勉強になる!#ウォッシャークローラーフカフカ #ノリーズ pic.twitter.com/J5QSsnC1ic— 三上 哲 (@GorldenJack) July 28, 2018
阿武川ダムで夫婦で釣り☺️
「巻きで釣りたい」っていう妻の希望に応えるべく、巻き中心に投げてもらうも不発。仕方なくのフリーリグでバラしと、ウォッシャークローラーフカフカで特大の連続チェイスしかチャンス作ってあげれず。そんな中、合間に投げたヒラトップで釣ってしまい空気読まずでした😭 pic.twitter.com/OlJVvH69U5— みつだ てつろー (@_nira_0805) September 3, 2023